70年代、流行った洋楽。10
当時、FM放送の開局を追うようにはじまった『ポップス・ベスト10』などの番組で毎日のように聴いていた洋楽。自然とおぼえて口ずさんだりしていました。今、あらためてYou Tubeで聴くと思い出がよみがえるだけではなく、半世紀も前の曲とは思えない新鮮さと輝きにおどろきます。
70年代にはこんなことがありました。
サタディ・ナイト/ベイ・シティ・ローラーズ
S-A-T-U-R-D-A-Y NIGHT/Bay City Rollers(1975年)
この曲、流行りましたね。週休1日が一般的だった当時、「S-A-T-U-R-D-A-Y」土曜の夜の浮き立つ感じに溢れています。今では、日本でも土曜休みの週休2日が普通のことになり、金曜日の夜に置き換わった感もありますけれども。
ブラック・アンド・ホワイト/スリー・ドッグ・ナイト
Black and White/Three Dog Night(1972年)
黒人と白人、人種問題はこの曲のヒットから50年たった今も解決していません。「黒人問題」などと表現をされることがありますが、黒人に限らず、有食人種だ、黄禍だと差別する側の問題は大きいです。そういう意味で「白人問題」というべきかもしれません。
スカイハイ/ジグソー
Sky High/Jigsaw(1975年)
実は失恋の歌だったのですか。当時聞いていて「SKY」とか「HIGH」とかの単語から「上昇」とか「高み」をイメージしていました。実際の歌詞は逆で「高みから落とされる」「空から落ちる」。
日本人ではこの歌詞からこのメロディは書かない、というか書けないと思います。感性の違いってあるんですね。だからこその多様性が楽しく面白い。
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