1993年7月、転職のはざまに2週間の自由(失業)期間ができて、これはチャンス。リュックを背負ったエコノミーな個人旅行で、憧れのオーストリアへ行きました。
今年はちょうど30周年、当時はスマホはもちろんなく、携帯電話すら一般にはまだ普及していなかった時代。世の中随分変わりましたね。
旅行中の日記がこの『旅日記』の元ネタです。写真も交えて旅のあれこれを思い返しながらつづっていきます。そんな、よしなしごとにお付き合いいただければ幸いです。
ザルツブルク♪ №15(ヘルブルン宮殿コンサート)
1993(平成5)年7月14日(水)夜
予約は確実に入っていた。チケットを買って音楽会。楽しい。(※1)
日本人がいたので休憩時間に声を掛けた。岩手医大からストックホルムへ留学中とのこと。旅の目的やら情報を交換し、旅の無事を二人言い合って別れた。(※2)
ホテルへ11時前に戻ってあぁ、少し疲れた。ボーイさんもいずビールも飲めない。自販機の「じ」の文字もない。寝よう。(※3)
――つづく――
※1 K.625の、喜劇的二重唱「いざ、いとしき乙女よ」は、猫の鳴きまね「ミャウミャウ」も楽しく聞きいりましたが、『魔笛』作曲の前年1790年に、興業主のシカネーダーやヴィーデン劇場の仲間と遊び心で競作した『賢者の石』にモーツァルトが与えた一曲だったと今回調べて知りました。「ハリーポッター」を先取りしていたのか⁉
※2 彼も夏休みだったのでしょう。日本人と出会うとやはり心づよい気もちに切りかわりますね。
※3 コンビニの存在など、日本ではあたりまえの便利なことが、外国へ行くとありがたいことだとあらためて気づきます。
※ カノンの歌詞に出てくる、モーツァルトお得意のスカトロジーの場面で、現地ヨーロッパ人の聴衆は笑うのですが、私にはポカン⁇です。
※標題画像は、モーツァルト生家の看板です。
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