70年代、流行った洋楽。21
当時、FM放送の開局を追うようにはじまった『ポップス・ベスト10』などの番組で毎日のように聴いていた洋楽。自然とおぼえて口ずさんだりしていました。今、あらためてYou Tubeで聴くと思い出がよみがえるだけではなく、半世紀も前の曲とは思えない新鮮さと輝きにおどろきます。
70年代にはこんなことがありました。
ダンシング・シスターズ/ノーランズ
I'm In the Mood for Dancing/The Nolans(1979年)
ノーランズ、はなやかな美人姉妹グループの曲で、一世を風靡するほどによく流行りました。メンバーの脱退や解散などもありましたが、再結成して今も音楽活動が続いているそうです。
日本のテレビ番組「夜のヒットスタジオ」にも登場して魅せてくれました。
オー・シャンゼリゼ/ダニエル・ビダル
Les Champs-Élysées/Daniele Vidal(1971年)
彼女も忘れられない歌手です。当時、フランスの保護領だった、北アフリカのモロッコの生まれ。シャルル・アズナヴールにスカウトされたとのことです。
『天使のらくがき』がデヴュー曲で、日本でヒットしました。その後日本にとても縁があって、大の日本びいき。日本語の歌詞で歌ったり、日本人と結婚(のちに離婚)したりもしました。
ハローミスターモンキー/アラベスク
Hello Mr.Monkey/Arabesque(1978年)
アラベスクの歌ったダンス音楽『ハロー・ミスター・モンキー』。今回見つけたこちらのビデオは、本国ドイツでの1977年の収録らしいです。この後、メンバーの入れ替わりもあったようで、日本でのヒットは1年後の1978年のこと。
私の記憶と比較すると、別のグループのような雰囲気で、衣装も振り付けもメイン・ヴォーカルの歌手も大人っぽい落ち着いた感じがします。
で、つぎのビデオは1981年、この曲と『恋にメリーゴーランド』を「夜のヒットスタジオ」で歌ったものです。より、派手な振り付けとセクシーな衣装で、こちらのイメージが私の記憶に焼き付いています。
1979年からメイン・ボーカルに起用された、サンドラ・アン・ラウアーは当時17歳だったそうで、個性的な美人で、スタイルが良くて、アラベスク人気に火をつけたようです。
※文化旅行紀 さんの画像をお借りしました。