当時、FM放送の開局を追うようにはじまった『ポップス・ベスト10』などの番組で毎日のように聴いていた洋楽。自然とおぼえて口ずさんだりしていました。今、あらためてYou Tubeで聴くと思い出がよみがえるだけではなく、半世紀も前の曲とは思えない新鮮さと輝きにおどろきます。
70年代にはこんなことがありました。
素顔のままで/ビリー・ジョエル
Just The Way You Are/Billy Joel(1977年)
この曲も、よく流行りました。当時の妻、エリザベスに捧げられたラヴソングということですが、ビリー・ジョエルらしい真摯な内容と甘いメロディーに万人が魅せられます。相手への思いを本音でストレートに言明する熱い楽曲です。
前回の記事でご紹介した、10CC「アイム・ノット・イン・ラヴ」と、制作上の意外な関連があったことを今回知りました。言われてみればイントロなどにそれを感じますね。
恋のウォータールー/ビョルン&ベニー(アバ)
Waterloo/Bjorn & Benny(ABBA)(1974年)
グループ名「ビョルン&ベニー」が「ABBA」になりました!「ビョルン&ベニー、アイネッタ&アンニ=フリッド」を経てのことです。
このシリーズの2回目の記事でご紹介しましたように、ビョルン&ベニー名で「木枯しの少女」がヒットしたのが1972年でした。それから早くも2年後に、「恋のウォータールー」は世界的ヒットとなりました。
こちらは1978年のライブの映像です。「ABBA」というビッグネームの公式の初登場は、アルバム『恋のウォータールー』収録の過程のことだそうです。グループ4人の名前が由来というのも有名な話です。
移民の歌/レッド・ツェッペリン
Immigrant Song/Led Zeppelin(1970年)
ドラムの躍動感と、冒頭のシャウトのいさましくも猛々しい響きに魅了されます。北欧、バイキングなど地歴の要素をからめて、広がりとスケール感も併せ持つ稀有な楽曲。人気のほどもうなずけます。
「移民の歌」を、7歳の日本の少女が。ドラマー姿も様になっていてすごい!YOYOKAさん、当時7歳。Ahh!Ahh!
※猫野サラ(漫画家)さんの画像をお借りしました。
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