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「シーフォーミー」 窃盗犯VS武装強盗生き残るのは果たしてどちらか!?

上記のはずが視覚障害者専用アプリPR映画と化してしまった新感覚スリラー

原題:See for Me
製作:2021年/カナダ 93分
監督:ランドール・オキタ
出演:スカイラー・ダベンポート/ジェシカ・パーカー・ケネディ/パスカル・ラングデール


あらすじ

盲目であるソフィは、ペットシッターとして人里離れた豪邸を訪れる。実はソフィは障がいを利用して盗みを働く窃盗常習犯でもあり、金目の物を盗もうとしていた。ところが夜中に武装強盗が屋敷に侵入。危機に陥ったソフィがサポートアプリを起動し助けを求めると、元軍人でFPSゲームのプレーヤーのケリーが味方として現れる。彼女によって侵入者から逃げることに成功するも、ソフィのスマホのバッテリーは減り続けていく。

movie walker pressより


感想

この手のジャンルでは珍しい味方サイドが全員女性というある種ウーマンパワー?的要素や主人公が殺しのプロフェッショナルじゃない点しか褒めるトコがないという…。

「口外しないから分け前よこせ」と交渉するところまでは面白い。それ以降は登場人物も上手く使いこなせず、盲目ハンデを活かした戦闘描写も銃は全てを解決するといわんばかりのゴリ押し乱射で伏線回収も特になし。もうね、スマホ画面をFPSに見立てるのはいかがなものか、とか選手生命絶たれてふて腐れ中とは言え看過できないとか内容そっちのけで重箱の隅をつつくようなツッコミが上回ったらアカンのよ。

いっそのこと警官もソフィが殺して神AIMで皆殺し、金くすねて一人勝ちENDの方がイカれた女スリラーとして筋も通って良かったのでは?


画像引用元:(C)2021 SEE FOR ME FILM INC.

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