1ミリ心地よく生きるために
飼い猫の「飯、はよ!」の目覚まし時計、もとい鳴き声で目覚める朝。
今日も、一緒に暮らす相棒たちがいることに感謝しながらも、おっともうこんな時間かとむくりと目覚めるのが、朝一番のいつもの一コマである。
自営業の私は、特別な予定や大切な打ち合わせがない限り、ほぼ自宅で仕事をしている。
そのため、満員電車の洗礼に見舞われないことは大変な有難いことと思いつつ、自分で自分のスケジュールを律しなければならないのは、ちょっと億劫でもある。そのためには、ある程度のルーティンを決めていくことが、一日を無駄にしないコツだ。
1ミリ心地よく生きるための5つの習慣
① 全部屋の換気をする
朝起きて着替えたら、何よりも先にするのが「部屋の換気」である。寝室、リビング、猫の部屋、そして余裕がある日は浴室の窓も開け放つと、エネルギーが循環する感じがとてもする。
浴室にはもともと網戸がなくて開けっ放しにすると虫が入ってきたりして困っていたのだが、換気したいがために網戸を設置するリフォームをしてもらった。それくらい私にとっては「空気を入れ替える」という儀式は、一日の始まりにとって大切なものなのだ。
もし、夜中に嫌な夢を見たとしても、風を入れ替えればもう、こっちのもの。新しいエネルギーにリニューアルし、まっさらな朝がスタートできる。
② 新鮮なフルーツを食べる
自炊するのが面倒くさい日も正直ある。そんな時でも、たった一つ欠かさないのが、新鮮なフルーツを食べるということ。
火を通す必要もなく、とりあえず皮を剥くか、切るかどうにかすれば、生のまま食べられるのがフルーツの有難いところだ。そして、たくさんのビタミンが摂れる。何にどんな栄養素が入っているとかは正直よくわかっていない。けれども、変なサプリを摂るよりスーッと栄養が染み込んでいくような気がして個人的には気に入っている。
オススメは手で皮を剥くだけで食べらるバナナ、半分に切るだけでいいキウイ。料理なんてめんどくさい、という同志には大変おすすめなフルーツである。
③ 火曜日にはバレエに行く
ほぼ、PC作業、机の上の作業などで完結してしまう仕事なので、一番の敵は腰痛である。集中しすぎると、「一時間に一回は休憩して」なんていうことは、すぐに忘れてしまう。だから強制的に、運動の予定を入れることで、体力作りとリフレッシュをすることが仕事を捗らせるためにも大事なルーティン。
と、それは大義名分なだけであって、本当はただ踊るのが好きなだけなのかもしれない。特に収入につながる行動ではない趣味の領域だし、何年通っても残念ながら一向に一定のレベルを超えることはない。でも、ただ自分の身体を動かして音楽を表現することが楽しい。何かを生み出す訳でもないのに楽しいこと、そんなる種の無駄な時間を楽しむ「余裕」が大切なのかもしれない。
④ 海辺を散歩する
3年前、神奈川の葉山という土地に引っ越してきた。頭がパンパンになって、何ももう手につかない!というときには、徒歩1分で海まで行けるのが、この地域の良いところ。
波の音を聞いたり、ビーチサンダルを脱いでそっと裸足になり冷たい水に足を浸けてみるだけで、自然と繋がる感覚に戻ることができる。思考が優位になったときこそ、大自然のチカラを借りて、ニュートラルな自分に戻ることを心がけている。
そんな余裕もないときは、正直座布団を引っ張りだして、そのへんで昼寝するので精一杯なときの方が多い。けれども、重い腰を上げて海に行くと本当に気分が変わるので、外に出る方が本当はいいに違いない。わかっているけど、できたりできなかったりするのが正直なところである。
⑤ 夜には、明日を占うタロットを一枚引く
私の仕事の一つに「占い師」がある。直接対面でお客様をみさせていただくこともあるが、最近は時代の流れかZOOMを使ってオンライン上で占いのセッションを行うことの方が多い。そういった密にお客様と向き合う時間とは別に、SNSで「明日はどんな日になるかな?」をタロットカードを一枚引きして、全世界へ発信している。
これはフォロワーさんへのメッセージでもあり、実は自分自身へのメッセージでもある。今日がどんな一日であったとしても、ハッピーな一日だったとしても、ちょっとやりきれない一日だったとしても、「明日」は平等にどんな人にもやってくる。
そんな「明日」をちょっとでも心地よく生きるために、「どんな日になるかな?」というメッセージをカードから受け取り、読み解いていく。少しでも、ポジティブな何かを感じてもらえるように、明日もまた一日くらいなら生きてやってもいいかな?と思ってもらえるように、短文だけれど心を込めて占っている。
誰かに、この言葉が届きますようにと、発信する。
そして、今日の日課が無事終わったな、と少し満足して眠りにつくことができる。
できても、できなくてもOK
習慣といっても、できたりできなかったりすることがある。
でも、それで良いと私は思っている。ちょっと落ちたときに、これをしようか、という習慣があれば、心とカラダを持ち直すことはいくらでも出来る。だから、こんな風に習慣を書き出すことで、自分のための気づきになることもあると、良い機会になったと思う。あなたの大切にしている習慣はありますか?
この記事が参加している募集
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?