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セミ・ファイナルの結果と日本人選手の成績
1月24日に始まった2024/25ABLセミ・ファイナルは、どちらのカードも下位シードのチームが2連勝でチャンピオンシップ・シリーズ進出を決める、”下剋上シリーズ”となりました。パースは2010年以降10度目のチャンピオンシップ出場、キャンベラは4度目の出場です。チャンピオンシップ・シリーズは1月31日からパースの本拠地、エンパイア・ボールパークで開催されます。
1月24日(金)
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(Photo: Baseball Australia)
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アデレードは先発・ウェルズ投手が9回被安打2(うち本塁打1=マテオ選手の2ラン)の完投も、その2安打2失点に泣きました。パースは3投手の継投で、アデレード打線に8安打されながらも本塁打(ナイト選手)の1点のみに抑え、僅差を守り切りました。
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(Photo: Baseball Australia)
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シドニーの先発・ブラッサ投手に8回まで3安打無得点に抑えられていたキャンベラが9回表、抑えのウィン投手から3点を奪い、逆転に成功‼️ 9回裏をケネディー投手が締め、劇的な1勝を挙げました。
1月25日(土)
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(Photo: Baseball Australia)
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先取点を挙げたのは、パースでした。3回表、ボジャルスキー選手のショートへの内野安打などで2点を先行。5回表、ホール選手のソロホーマーで1点を追加し、3対0とリードします。前日はなかなか打線がつながらなかったアデレードですが、この日は6回裏に連打で一挙3点を挙げ、同点に追いつきました。しかし7回表、二番のディアズ選手が2ランを放ち、再びパースがリード。アデレードは9回裏、パースの抑え・ソーポルド投手に2安打を浴びせますが、反撃もそこまで。パースが2連勝で、チャンピオンシップ進出を決めました。
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(Photo: Baseball Australia)
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満を持して、今季ヘルムズ・アワード(最優秀選手賞)受賞のアレックス・ウェルズ投手を先発マウンドに送ったシドニー。しかし、前日から好調のキャンベラ打線が4回までに8安打4得点を奪い、ウェルズ投手をマウンドから引きずり下ろします。
キャンベラは3回表にはアップショー選手の2ラン、4回表にはダブルスチールからの犠飛(ティリー選手)など、大技小技を交えた攻撃が光りました。キャンベラの先発・デービス投手は6回を被安打5、失点1の好投。7回からは小東投手(※トップ写真)が回跨ぎで2イニングを投げ、与死球1、奪三振2のパーフェクト・リリーフ。守護神・ケネディー投手が1失点も、最後を締めてチャンピオンシップ切符を勝ち取りました。
小東良(キャンベラ/二番手)2回 被安打0 失点0 与四死球1 奪三振2 防御率0.00