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詩宇宙

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私の詩および超訳詩です。
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2020年11月の記事一覧

血も躍るゴアトランスの只中で鼓膜間近き蝶の羽ばたき

長澤靖浩
4年前
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地も揺らぐゴアトランスの響きより
鼓膜に近き星の囁き

長澤靖浩
4年前
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星の空頭蓋を透かし冴え渡る

長澤靖浩
4年前
11

こだわりをあるがままと言い換えて
文句あるなら宇宙に言うて

あび

長澤靖浩
4年前
13

主亡く蜂のみぞ知る茶花かな

長澤靖浩
4年前
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子どもは何度でも

遊ぼう|長澤靖浩 #note https://note.com/abhisheka/n/n33b311bdd267 コロナ禍でなかなか…

長澤靖浩
4年前
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恋に落ちる前と落ちたあとは同じ私?

こんな文章があった。 しかし、悟りに関係なく、個は幻想ではないのかな。 走るだって、私が走るのではないと思う。 何もしていない固定的な私がまずあり、それが走るのか? ヘラクレイトスは、人は同じ川に二度と足を踏み入れられないといったけど、人だって流れでしょう。 川は流れるが、人は固定的な主語のままなのはおかしい。 鴨長明は、ゆく河の流れはたえずしてしかももとの水にあらず。といったけど、動詞の連用中止法流れ以外に主語らしきものが見当たらないこの叙述の方がふだんからすべてそうであ