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クラスク基本シュート5選
ボードゲームが上手くなりたい。あべりょです。
前回に引き続き、デンマーク産のボードゲーム KLASK(クラスク)が上手くなりたいと思う人向けに、コツやテクニックを紹介しています。
Part1は、「ミスを減らす」という観点について書いてきました。
また、KLASKのテクニックを追加で書き記す上で、使用する専門用語の解説もしてきました。
もしこの後の説明で用語が分からない部分があれば、是非ご参照ください。
さて、今回は「防御編」と予告していたのですが、
そもそもどのような攻撃があるかを知らなければ、それらを防御する方法も教えられないということに気が付きました。
よって、今回は基本的な攻撃パターンについて、詳しく紹介することにしたいと思います。私が思う、おススメ度もつけています。
1.はじめに
利き手の違いによる用語の違い
KLASK(クラスク)は磁石の力で、ストライカーを動かしてボールやビスケットを扱います。
手の平側をフォアハンドショット(略してフォア)、手の甲側をバックハンドショット(略してバック)と呼んでいます。
私自身が右利きのため、今後は右利き目線で記載させていただきます。
左利きの方は、分かりづらくて申し訳ないですが、反転させてお考えください。
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2.攻撃の種類
シュートに関する用語はトリッキーなものも含めると数多くあります。ただ、基本系のシュートは5種類しかないので、まずはこれらを覚えれば十分です。(応用系のシュートは別で記事にする予定です)
ストレート
フォアワン
バックワン
フォアツー
バックツー
ストレート(おススメ度★☆☆☆☆)
その名の通り、ゴールまで真っすぐ進むシュートです。最短距離を進むため、ストライカーに当たってからゴールに入るまで最速です。
クラスク全般に言えますが、シュートのスピードが速すぎるとゴールから飛び出してしまうことになるので注意が必要です。
逆にスピードを抑えすぎると、単純な真っすぐですので軌道が読まれやすく簡単に止められてしまいます。
一見シンプルな様に見えますが、ゴールインさせるのは一番決めるのは難しいショットと言えると思います。
(バレーのセッターがやるツーアタックや、サッカーのコロコロPK等がイメージに近いです)
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フォアワン(おススメ度★★★★★)
手の平側に腕を振り、壁に1回反射させてゴールを狙うシュートです。
ボールがゴールに辿り着くまでが早く、相手はディフェンスしづらいです。
肘を軸にした自然な手の動きとなるため、シュートの再現性が高いのも特徴です。
一番オーソドックスなシュートのため、コースを読まれやすいことはデメリットと言えるかもしれません。
2023年のKLASK日本大会を優勝した、こうへい選手が得意としているシュートです。
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バックワン(おススメ度★★★★☆)
手の甲側に腕を振り、壁に1回反射させてゴールを狙うシュートです。
フォアワン同様、ボールがゴールに辿り着くまでが早く、シュートの再現性が高いのが特徴です。
一番オーソドックスなシュートであり、コースを読まれやすいため、他のシュートと混ぜ合わせることで、相手をかく乱しましょう。
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フォアツー(おススメ度★★☆☆☆)
手の平側に腕を振り、壁に2回反射させてゴールを狙うシュートです。
打つ方向とは逆の方からゴールに入ることになるので、軌道が読みづらく、
相手ゴールから見て浅い角度で向かうことから、ある程度精度が厳密でなくとも、力に任せて打っても入ることが多いです。
一方、シュートを外した後は、相手ボールになりやすいことも特徴です。
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バックツー(おススメ度★★★☆☆)
手の甲側に腕を振り、壁に2回反射させてゴールを狙うシュートです。
フォアツー同様、力に任せて打っても入ることが多いシュートですが、シュートを外した後は、相手ボールになりやすく諸刃の剣のようなシュートです。
2019年のKLASK日本大会で優勝した、アカミネトウマ選手が得意としていたシュートでもあります。
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3.まとめ
ここまでKLASKにおける、基本系の5種類のシュートについて紹介してきました。
この中のシュートから、「これいけるかも」というシュートを1種類見つけることを目標にしましょう。
後はそのシュートをたくさん練習にして、自分の得意技として、その逆方向のシュートを混ぜたりすれば、勝率はグッと上がるはずです!
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4.次回予告(フォアVSバック)
これまで、ストレート、ワン、ツーというシュートを紹介してきました。
鋭い人はここで疑問に思っているであろうことがあると思います。
フォアワンとバックワン、なんでおススメ度に差があるの?
実は、シュートの「打ちやすさ」という観点で言うと、個人差が大きく、フォア・バックどちらのシュートが打ちやすいということは一概には言えません。
しかしながら、相手からのシュートの「守られやすさ」を考慮すると、左を守るときと右側を守るときの難しさは明確に異なる、と私は考えています。
シュートの打ち易さは変わらない。
しかし、相手からの守られやすさは明確に異なる。
つまり、ゴールインの度合いは変わるということです。
このあたりの話は、いつか詳しく紹介したいと思いますので、お楽しみに!
もしくはディフェンスの基礎理論もネタとして用意しているので、
そちらを紹介したいと思います。
(どちらがいいか、ご要望があればコメントお願いします!)
(2024/7/19追記:以下の2記事をアップデートしました!)
相手からのシュートの「守られやすさ」
ディフェンスの基礎理論
ここまで読んでいただきましてありがとうございました。
Twitter(X)等でいろいろコメントいただけると励みになるので、
noteを読んでの感想や意見や、書いてほしいリクエストがあれば、是非お気軽にコメントお願いします!
KLASK一緒にやりたい方も是非!わいわいもガッツリもやりましょう!
あべりょ
2024年5月10日
出典
・アカミネトウマ選手のインタビュー記事
・こうへいさんのシュートに関する記事
【第一回】KLASK 初心者向け攻略記事|こうへい (note.com)