クラスクが上手くなる基礎の基礎(ミスを無くそう)
ボードゲームが上手くなりたい。あべりょです。
今回はKLASK(クラスク)というデンマーク産のボードゲームが上手くなりたいと思う人向けに、徒然なるままに書いていきます。
クラスクのコツやテクニック等を知りたい!と思った方が分かるように、できるだけ分かりやすくお伝えしたいと思います。
noteを書くのが初めてなので、拙い部分が多いと思いますが、温かい目で見守っていただけますと幸いです。
1.はじめに
自己紹介
あべりょと申します。ボードゲームにハマって早8年となりました。
ボードゲームは多くの種類があり、エンジョイ面に振り切ったものもあれば、競技色が強いボードゲームも数多くあり、私はどちらも好きです。
なかでも、今回紹介するKLASK(クラスク)に関しては、超が付くほどドはまりしてしまいまして、2022年の全国大会に出場し、見事準優勝をすることができました。
KLASKとは
KLASK(クラスク)は、磁石を使ったエアーホッケーのようなボードゲームで、本当に面白いボードゲームの1つです。
どのくらい面白いかというと、「世界一面白いボードゲーム」と検索すると多くの記事やYouTubeでの動画が出てくるほど。
世界での総売上個数は90万個を突破しています。
「KLASKとは何?」や「ルールは?」等の根本の部分は、公式サイトや他のnoteに譲るとして、今回はKLASK(クラスク)が上手くなるために、何をすれば最短で強くなるのかを書くことにします。
なぜ記事を書くことにしたのか?
大前提として、ボードゲームは楽しむことが最優先事項であり、勝敗はあくまで楽しむための要素の1つ、もしくは楽しんだ後の副産物に過ぎません。
世界で最も売れているボードゲーム「カタン」を生み出したトイバー氏の言葉にも、それは現れています。
ただ、ボードゲームによっては、勝つことが楽しさに直結する側面があると思いますし、ある程度慣れてくると、「勝ちたい」という思いが強くなる人もいると思います。私もそうです。
他方で、負けが続くことで、面白くないと思ってしまったり、遂にはKLASKなんて一生プレイしないという気持ちになってしまったりする場合があると思います。
そのような悲劇を防ぐため、KLASKを始めたばかりの方や、KLASKを教える機会のある方向けに、基本的なテクニックを書いてみたいと思うようになりました。
2.要素を分解してみる
まず、KLASKが上手になる要素を分解すると大きく3つあると考えます。
① ・②・③と重要な順番に並べてみたのですが、どう感じますでしょうか。
「攻撃は最大の防御」という言葉もある通り、攻撃が一番重要だと思う方もいると思います。
しかしながら、相手が打ってくるボールを防御して、マイボールの状態にしなければ、そもそも自分の攻撃ができません。
更には、どれだけいい動きをしていたとしても、1つのイージーミスで、1点を相手に無条件に与えてしまうと本当にもったいないです。
よって、特に初心者だからこそ、ミスを減らして、防御を固めることが、勝利に繋がると私は思います。
ミスの種類を理解しよう
ミスを減らすためには、まずはどのようなミスが存在するのかを知るのが重要です。
細かいものを含めると多くありますが、大別すると3種類となります。
(1)「KLASK(クラスク)」とは?
自分のストライカーが、自分の陣地にある穴に落ちることです。
落ちる時の音が「KLASK!」と聞こえることから、このボードゲーム名の由来となっています。
さすが北欧の国発祥のボードゲーム。おしゃれな命名方法です。
(2)「制御不能」とは?
自分のストライカーが制御不能になることです。相手陣地に飛んでいったり、盤面の外に出たりする。悲しい。
(3)「ルーレット」とは?
自分が打ったボールが、壁に跳ね返り自分のゴールに入ってしまうこと。
勢いが強すぎて、綺麗に盤面を1周することから、クルクル回るルーレットになぞらえて呼んでいます。(非公式の呼び方)
ミスの種類を理解したところで、それぞれ対応策を考えてみましょう。
(1)「KLASK(クラスク)」にならないために
どうしても穴に落ちてしまいますよね。
私もしょっちゅうKLASKしていました。試合に夢中になってボールに意識が集中すると、カコーンと落ちてしまい絶望することが何回もありました。
一瞬で1点を失ってしまうので、何が何でも無くしたいミスです。
そもそも、なぜ「KLASK(クラスク)」になってしまうのでしょうか。
この原因は、ストライカーとゴール穴の距離感が掴めていないことにあります。
そのため、目で見ていると落ちないのですが、試合中にボール等に集中しているとうっかりと落ちてしまうことになります。
解決方法として、無意識でもゴール穴の位置が分かるまで、腕を慣れさせることが重要となります。そこで、私が実践している練習方法を伝授します。
その方法は、「目をつぶってストライカーをゴールの周りを高速で回す」です。イメージができない場合は以下の図の通りにやってみましょう。
時計回りが慣れたら、次は反時計回りに回してみて、連続して5回ゴールに入れず(KLASKせず)に回せたら合格です!!
コツとしては、手前の壁に当たることを躊躇しないこと。むしろガッツリ壁にぶつけるイメージでやってみれば、うまくいくと思います。
試合中は、基本的には目はボールを見るようにして、自分のストライカーは見ないようにするのがベターです。
(2)「制御不能」にならないために
次に、制御不能にならないためのコツを紹介します。
ストライカーが制御不能になることも良くあるミスの1つです。
その原因としては、腕を強く振りすぎているか、ステアラー※の持ち方が誤っているかに絞られると思います。
ステアラーの持ち方に決まりや正解はありません。
野球のバットやバドミントンのラケット等でもそうですが、プレイヤー自身の好みだったり、試合の状況によって持ち方を変えたりします。
ただ、「守破離」という言葉にもある通り、まず基本的なフォームを覚えて、そこから自分好みに派生していく方が、上達は早いと思っています。
基本的に意識しておくべきポイントは2つあります。
上述したように、ステアラーの持ち方に決まりや正解は無く、
私自身も、試合その時々の状況により持ち方を変えています。(どのような場面で変えるかは「攻撃編」の記事で紹介したいと思います)
まずはしっかりと基本を知ってから、自分の持ち方を模索してほしいと思います。
(3)「ルーレット」にならないために
自分が打ったボールが、壁に跳ね返り自分のゴールに入ってしまうことをルーレットと呼びます。
自分が放った素晴らしいシュートが自分に襲い掛かる。悪夢です。
その対処法として、シュートを打つ強さを弱めるという方法はあまりいい方法ではありません。シュートがゴールに入らず自陣地に戻ってくる分には、全く問題ないからです。(素振り練習をしたと思えばいいです)
一番良くないのは、中途半端なスピードでシュートを打って、相手に防がれボールが奪われることです。
それではルーレットを防ぐ方法はなにがあるでしょうか。
それは、『自分がシュートを打った後に、しっかりと自ゴール周辺に戻っておく』ことです!
ルーレットは大抵の場合は、打った側とは反対側からボールが戻ってくることになります。(右側で打ったボールが、左側から自分のゴールに入る)
よって、防御をするために充分ゴールまで戻り切れずに、ルーレットが発生してしまうのです。
それを防止するために、シュートを打ったら必ず元の位置(KLASKの文字ゴールのあたり)まで戻るのがおすすめです。
その際、ボールから目をそらさないことが非常に重要です。
ボールから目をそらさないということは、手元部分であるストライカーは見ないようにしないといけません。
ゴール付近に戻る際に、穴に落ちる(KLASK)には注意しましょう。
3.まとめ
さて、ここまでKLASKが上手くなるために、一番優先すべき「①ミスを減らす」という観点について書いてきました。
ミスは主に3種類あり、それぞれで効果的な対処法や考え方を書いてきました。これをもとに練習すれば、上達に近づくと思います!
次回、やる気と時間が十分にあれば、KLASKにおける「防御編」や「攻撃編」に関してnoteを書いてみたいと思います。
Twitter(X)等でいろいろコメントいただけると励みになるので、
noteを読んでの感想や意見や、書いてほしいリクエストがあれば、是非お気軽にコメントお願いします!
KLASK一緒にやりたい方も是非!わいわいもガッツリもやりましょう!
あべりょ
2024年5月8日
出典
・カワダ公式(プレイ中の画像をお借りしました)
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