忙しい日常生活の中で外国語を学べるのか？

私が出した答えは，“はい可能です”。

母国語をちゃんと話せているひとであれば，外国語は誰でも習得できると
私は信じています。

しかし普通の生活をしている人が外国語を学ぶときには
ある一つの問題を解決しなければなりません。

それは外国語学習の時間の確保です。

子育てをしている人もいるでしょう。

フルタイムで働いている人もいるでしょう。

家族の世話をしなければならない人もいるでしょう。

忙しい日常生活をおくっている一般人が，外国語を習得するには
この“時間の確保”がカギとも言えます。

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どうやって時間を確保するか

人それぞれ生活のリズムや習慣は違います。

なので誰にでも通用する方法を一言で表現することは難しいでしょう。

個人それぞれが考えて，日常生活の中に時間をみつけることが
必要になります。

忙しくても学習時間は見つけられます。

コツとしては，身体は忙しく動いているけど頭は使っていない時間を
見つけることです。

例えば，歯磨きをしているとき，お風呂場にいる時，通勤や通学時間，
お掃除や料理，散歩しているときなど。

このような時間を見計らってリスニングをします。
とぎれとぎれ２，３分でも大丈夫です。５分もできれば大きな進展です。

また，生産性の低い活動をやめることも大切です。
意味のない飲み会，生死にかかわりのないものをスーパーに買いに行く，
５分以上電話をする，テレビを見る，スマホをいじくるなど。

つまり，日常生活の自分の日々の行動を見直します。
普段は意識していない，生産性の低い行動を見つめなおします。

生産性の低い行動をやめるだけで相当な時間を生み出せます。

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環境を変える

特に学習を開始しやすい環境を作ることが大切です。

例えば，勉強机や本棚，携帯やカバンの中身などを見てみてください。

勉強机に何冊も教材が山積みになっている状態は，混乱を招き，
勉強への集中力の分散になります。

自分が多くの時間を過ごす場所の秩序を保つことが非常に重要です。

教材は少ない方がいいです。

最も最適なのは教材を一冊にしぼることです。

そして一番手に取りやすい場所にいつも置いておくと，
かなり勉強しやすい環境になります。

勉強机は常に片付いている状態にしておくよう心がけます。

携帯電話のアプリを使って外国語を学んでいる場合は，
アプリを一つにしぼり，すぐに開きやすい場所に設定しておきます。

カバンの中には，単語ノートや携帯用の教材を
入れておきます。

ふと，この単語は英語でなんて言うのだろうか，
という考えが浮かび上がった時，即座にメモして後で調べられます。

家のどこかに学習中の外国語と関連のある絵や写真を
貼っておくことも効果があります。

自分の目標を常に思いださせてくれ，やる気もでます。

このように，日常生活のあらゆる場面を勉強しやすい状態にします。

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習慣化する

学習を一度習慣化してしまえば，波に乗ったようなもので
苦にはならなくなります。

朝起きて歯磨きをするように，毎日定期的に学習することができるようになります。

具体的な例としては，
通勤時間に英会話の録音を聞く，電車の中で単語帳を読む，
掃除中にリスニングをする，などです。

工夫次第で時間はいくらでも見つけられます。

自分が個人的にもっとも効果があると思うのは，
学習中の言語で日記を書くことです。

始めたばかりの外国語で日記を書くのは難しいです。
なので初級の時期は単語力を増やすことに集中します。

ある程度，単語力がついたら日記で自分の考えや行動を
表現できるようになります。

日記で使う表現は，日常生活でよく使うもの，
もしくは自分の生活と関連のあるものばかりなので
日常的に使うことで効率的な訓練になります。

趣味と組み合わせる

ほかの趣味と組み合わせると，外国語学習を上手く日常生活に
取り入れることができます。

料理が好きな人は，学習している言語の国のレシピを読解します。

音楽が好きな人は，歌詞を読解して，歌を理解できるようにします。

映画が好きな人は，学習中の言語の国の物語を字幕付きで見ます。

サッカーが好きな人は，その学習中の国のサッカークラブを見つけて
一緒にサッカーをします。

自分は読書が好きなので，ある程度読解力が付いたら
どんどん学習中の言語の文学を読むようにしています。

一日，１０分でも大丈夫です。
大切なのは毎日その言語に触れ，能動的に日常生活に取り入れることです。

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最後まで読んでいただきありがとうございました。

皆さんの外国語学習の成功を願っています。