「阿倍野区まちづくりセンター(通称:あべのまちセン)」って?
皆さんこんにちは。
阿倍野区まちづくりセンター(通称:あべのまちセン)です!
この記事では、このnote『あべのまちペディア』を運営している、私たち「阿倍野区まちづくりセンター」についてご紹介していきます。
の3本立てでお送りします。
阿倍野区まちづくりセンターって?
気付けば開催されている地域のお祭り、通学路を見守っている地域の皆さん、いざというときのための防災訓練など……
こういった、大阪市における地域の活動は現在、主に「| 地域活動協議会《ちいきかつどうきょうぎかい》」という、地域住民を中心とした有志の集まりによって企画・運営されています。
阿倍野区まちづくりセンターは、阿倍野区役所から業務委託を受け、地域活動・自治活動をとりまとめる「地域活動協議会」の支援を行う中間支援組織です。
また、地域活動協議会以外にも、広くまちの人々と連携・協働し「より住みやすいまち」の実現を目指して様々な活動を行っています。
ここからは、あべのまちセンのより具体的な活動、支援内容をご紹介していきます!
あべのまちセンはなにをしてるの?
地域との取り組み
あべのまちセンでは主に、
・地域活動協議会の補助金申請における会計支援
・地域事業の広報支援
・あべので活動したい! を実現するお手伝い
(例)こんな人に会いたい・イベント事例を知りたい! 等)
などを行っています。
まずは会計支援についてご紹介します。
地域活動協議会(以下:地活協)には、地域の自治を支援するため、大阪市から補助金が支給されています。各地活協は、その補助金を活用し、地域で必要とされる活動を企画・運営していきます。
あべのまちセンは、予算の申請や、決算の確認などの会計支援を行っています。
続いて、広報支援について。
人々が地域の情報に触れる窓口は、年々多様化しています。
あべのまちセンでは、広報誌や回覧板といった従来の紙・オフライン媒体での広報に加え、地域の情報発信窓口を多様化するため、出張講座や窓口での相談を通じて、地域の情報発信のデジタル化、ICT活用の推進支援を行っています。
阿倍野区には「高松・常盤・金塚・文の里・王子・丸山・長池・阿倍野・晴明丘・阪南」の10地域・地活協があり、ここ数年、SNSアカウントを開設し、活用を進める地域が増えています
また、あべのまちセンのSNSでも、地域情報の発信を行っています。
このように、地域と連携・協働し、オフライン・オンライン様々な窓口から情報発信を行うことで、より多くの住民に地域の情報をお届けしています。
最後に、「あべので活動したい! 」を実現するお手伝いについて。
地域行事に運営やボランティアとして参加してみたい、という方に対して、地活協の取り組みを中心に、活動や団体などとのマッチング、事例紹介を行っています。
例えば「まちづくり」に興味のある方にボランティアとして参加できる地域活動を紹介したり、学校と連携し、学生と地域をつなぐ活動を行う、などです。
近年では、阿倍野区内にある「桃山学院大学」、「大阪キリスト教短期大学」、「明浄学院高等学校・藍野大学」、「関西インターナショナルハイスクール」などと連携しています。
あべのまちセン独自の取り組み・広報誌
続いて、あべのまちセンが独自に取り組んでいる、
・広報誌の発行
・イベント
についてご紹介していきます。
あべのまちセンでは、先ほどご紹介したSNSでの発信に加え、
・「~あべのまちセン通信~ あべの日和」
・「あべのに住んだら読む本 ~地域活動完全攻略ガイド~」
という二つの紙媒体を発行しています。
「~あべのまちセン通信~ あべの日和」は、年に二回、「旬なあべのの情報」をお届けしている、あべのまちセンの広報誌です。
直近で開催された地域のイベントのレポートや、地域で活躍するプレイヤーへのインタビューなど、"今読んで面白いまちの情報"をまとめています。
もう一つ、「あべのに住んだら読む本 ~地域活動完全攻略ガイド~」について。
こちらは、年に一回発行している、「地域活動」の全体像をご紹介するリーフレットです。
あべのまちセン公式マスコットキャラのまちのんが地域に飛び出し、地域活動について知っていくストーリー仕立ての漫画と、「地域活動協議会」や「社会福祉協議会」といった、地域の頼れるひと・もの・ことや、地域活動の仕組みについての説明、という二本立てになっています。
こちらも、令和5年度発行分を以下からダウンロードして頂けますので、ぜひご覧ください。
あべのまちセン独自の取り組み・イベント
続いては、あべのまちセンが主催しているイベントについてご紹介します。
まずは、地域活動に関するカジュアルな交流会「あべのほっとカフェ」について。
あべのほっとカフェは、地域の拠点を会場に、地域活動のプレイヤーと、これから地域活動に参加したい地域の皆さんが幅広く、カジュアルに交流する会です。不定期で年に2回開催しています。
令和5年度は「育徳コミュニティセンター」、「あべのキューズモール」を会場にお借りして、多様な人々が関わり合い、混ざり合う「ごちゃまぜコミュニティ」の在り方、また、高齢化が課題となっている地域活動に若者がどのように参画していくか、「地域と若者のかかわり」をテーマとして実施し、たくさんの方々にご参加いただきました。(ありがとうございました!)
最後に、年度内の地域活動を総括する「地域活動見本市」をご紹介します。
地域活動見本市は、阿倍野区内10地域(高松・常盤・金塚・文の里・王子・丸山・長池・阿倍野・晴明丘・阪南)の地域活動の担い手が集まり、年度内の各地の地域活動についての情報共有を行う一大イベントです。ここ数年は特に、近隣の学校との連携や、新たな担い手の発掘・育成も相まって、学生・若者を中心により幅広い層の皆さんが参加してくれています。
令和5年度の地域活動見本市は、「桃山学院大学ビジネスデザイン学部」のキャンパスを会場にお借りして、コロナ渦を経て4年ぶりとなる対面での開催となりました。阿倍野区10地域の地域活動・うちの地域の自慢を共有するポスターセッション、阿倍野区に通う学生による地域に関する発表、様々な属性の参加者でテーブルを囲んでのディスカッションと、盛りだくさんの内容で実施し、100名を超える皆さまにご参加いただきました。
"わたし"はあべのまちセンでなにができるの?
以上、あべのまちセンの取り組みをご紹介してきました。
もし「地域で何かをやってみたい」と思った"あなた"は、ぜひ一度、地域のイベントや、「あべのほっとカフェ」などに参加してみてください。(イベント情報については、こちら、あべのまちセンのInstagramや、各地域の情報発信窓口でご覧ください)
その上で、「すでにある地域活動のお手伝いがしたい」や、「自身でこういった活動をしてみたい」と感じたらぜひ、阿倍野区役所1階8番「阿倍野区まちづくりセンター」の窓口や、あべのまちセンのSNSなどにご相談ください。私たちが、地域に関わるきっかけづくりのお手伝いをさせていただきます。
また、あべのまちセンでは、地域活動をサポートしてくれる「地域ボランティア人材」を募集しています。参加する行事や地域、ボランティア証明書など、可能なかぎり皆さんのご要望に合わせてマッチングをさせていただきます。ご興味がある方はぜひ、そちらの入り口からもご参加いただけますと幸いです。
市民活動、地域活動は、”ガクチカ”やスキルアップ、仕事や育児の息抜き、リタイア後の活動など、皆さまや身の周りの方々の日々の暮らしを彩ったり、有事に備えることができる大切な営みです。
あべのまちセンとして、皆さまと一緒に、より住みやすいまちづくりに携わっていけることを楽しみにしています。
※本noteの文章は、「まちづくりセンター」の活動に相当するような公共性の高い取り組み、市民活動・地域活動における啓発・教育目的の使用かつ、発信に際して費用を徴収しない場合(Webサイトなどにおける無料公開や、無料で配布するチラシやパンフレット、プリントなど)のみ、引用元を明記のうえご自由に引用していただけます。引用を行う場合は、「阿倍野区まちづくりセンターのメール: abeno-machikyou@wonder.ocn.ne.jp」までご一報いただけますと幸いです。