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【おすすめ本シリーズ①】はじめてマーケティングをする方へ
こんばんは!「これはnoteには出さないでいいかなー」と思ってましたが、丁度いいハッシュタグがあったので出してみます。
*偉そうに本をおすすめするシリーズ、数回続けますが、僕に本をおすすめいただいた方々がいらっしゃって成り立っているので、「僕がしていただいたことをまたそれを必要とする別の方に還元していく、それが皆ハッピーだ!」というスタンスで発信させていただきます(笑)
今回は【はじめてのマーケ編】。ではどうぞ。
【概論:視座を高める】
このカテゴリは広告運用といった狭義のマーケティングより、もっと事業戦略寄りの内容です。多くの人が実務にすぐに役立てるために具体的なハウツー本から入ってしまいがちですが、個人的には新しいことを始めるなら最初に高い視座を持って「木を見て森を見ず」にならないようにされた方がいいと思います。
【概論:視点を広げる】
この中で特におすすめは「ジョブ理論」と「売れるもマーケ当たるもマーケ」です。
勿論本によって特徴はありますが、「ジョブ理論」はこのカテゴリに挙げた他の3冊とエッセンスは似ていて、要は「ユーザーは商品やサービスそのものがほしいのではなく、何かの仕事を片付けたくて(欲求を満たしたいから)それを雇用している(買っている/使用している)」という考え方です。
この考え方はマーケティングにおいて、サービス開発において非常に重要です。開発者やサービス提供者は重要だと思いせっせと工数かけているにも関わらず、実はユーザーは全く気にも留めていなかった、とか。逆に機能面ばかりに気が行き、ちょっとした対応の悪さでユーザーの離反を招いたり。
「ユーザーは体験価値まで含めて、その商品/サービスを買っているのだ」ということを身につまされる本です。
余談ですが、僕はりらくによく行きますが、完全に担当者の方と話せるのもセットで価値だと思っています。スタバやタリーズよりマックの方がドリンクは安いけど行かないのは作業する場として落ち着かないからであって飲み物を買いに来ている訳ではないからですし、安いスーパーではなく家の近くの八百屋で果物をよく買うのは以前感動体験を提供してくれたからです。
八百屋で4つ入りの梨をレジまで持っていったら
— 阿部和大(マーケティング|データ分析) (@KazuhiroAbe1) September 2, 2019
店員「痛んでるな」→棚に行く
僕(変えてくれるのか!いい方!)
店員「この梨もここだけ切ったら食べれますからね!(1つ追加)」
僕「!!」
想像を超える感動体験ってよく言うがこんな身近にあると思わなかった。#顧客視点 pic.twitter.com/kRXykCDwOs
「売れるもマーケ当たるもマーケ」は22個の法則を実例を元に解説している本です。”マーケティング”というより、人の認知・消費・選択心理の法則について書いていると思ってもらった方がいいかもしれません。
僕は好きですが、いかにも翻訳本、海外の本らしく、回りくどく分かりにくい箇所も多いので短期間でマーケティングを実務としてできるようになりたい方は日本人が書いた本を読むことを勧めます。
【詳細:戦略】
このカテゴリは「企業のマーケティング担当としてその機能の戦略-戦術を練る上で具体的に知っておくと役立つ」という粒度の情報が載っています。
KGI/KPIの策定やファネル/チャネルの理解ができると思います。
【詳細:戦術】
いちばんやさしい~~シリーズは本当にわかりやすいのでおすすめです。最初のうちはこの本片手に手を動かしていくとキャッチアップにいいかもしれません。
おまけ
マーケティングの基本的な思考法はこちらに詳しく書いてますのでご覧ください!
またマーケティングに欠かせないのはデータ分析力、数値を見る力なので合わせてこちらもよかったらどうぞ!
はじめてマーケティングをやる方の一助となれば幸いです!!^^
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