【社内研修】あえて手上げ制研修にして◯◯◯を引き出す。
社内研修で最も大きな課題は、社員のやる気がないことではないでしょうか。
お金を払って受講する社外研修やセミナーとは違い、社内研修では常に社員のやる気と格闘しなければなりません。
営業部長などと相談して強制的に研修を受けさせ、行動させる事ももちろん可能です。
しかし、それでは行動自体は出来ても心の中でモヤモヤが残り、行動も長くは続きません。
理想としては、自発的に自分の課題を把握し、社内研修にその課題を解決出来る期待を持って参加してもらいたいですよね!
そのKEYとなるのは、心理学の用語でいう内発的動機付けではないでしょうか。
内発的動機付けとは下記のことを言います。
他者からの強制によってではなく、自発的な興味から行動する際の動機付け
『やってのける』だいわ文庫より抜粋
つまり、社員自身が自分で興味を持って行動する仕組みを作れば良いのです!
その1つが、手挙げ制です。
社内研修を実施する際、「社員全員に受けてもらいたい」という企画者の想いに引っ張られてしまいます。
でもそれが結果として"やらされ感"に繋がってしまう訳です。
思い切って手挙げ制にしてみましょう。
手を挙げた社員は研修を受講する事を自ら選択する事になります。
その時点で自分の中で責任が生じ、積極的な受講姿勢に繋がるのです。
実際、私が所属する会社で手挙げ制で実施した研修の"理解度"や"実行したい気持ち"をアンケートで測定してみると、全員対象であった研修と比べ2倍高い数値を示しました!
手挙げ制研修は全員対象の研修に比べ、受講者が少なくなってしまう欠点があります。
しかし、受講した社員の学びの濃さを考えると、十分に価値がありますし、今後受講希望者が増えていく事が想定されます。
社員がどうしてもやる気なくて。。。と悩まれている講師の皆様、一度手挙げ制研修をご検討下さい。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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