社内研修講師 ABE | "やらされ"から"やりたい"へ

どもってスムーズに話せない"吃音"を持つ社内研修講師。某大手製薬メーカー勤務。5年間で約500名の社員に対して研修を実施。自分から進んで学び、行動する社員を育成するために日々奮闘中💪

社内研修講師 ABE | "やらされ"から"やりたい"へ

どもってスムーズに話せない"吃音"を持つ社内研修講師。某大手製薬メーカー勤務。5年間で約500名の社員に対して研修を実施。自分から進んで学び、行動する社員を育成するために日々奮闘中💪

最近の記事

研修の課題設定。結局”急がば回れ”が確実(ヒアリングのススメ)

皆さん、本日も私のnoteに立ち寄っていただきありがとうございます。 ”やりたい”社内研修を創る社内研修講師ことABEと申します。 こちらのnoteでは、私が5年間500名の社員に実施してきた社内研修で学んだちょっとしたコツをお伝えさせていただいております。 今日のお話しは、研修を設計する上で最も大切(キモ)と言っていいほど重要な”課題設定”についてです。 研修を設計するキッカケは様々かと思います。 営業部からの依頼、組織としての戦略、研修企画側の問題意識などなど。

    • 手術に踏み切った押しの一手(信頼の力)

      突然ですが、私、手術を受けました。 2日前の事です。 病名は"気胸"。 肺に穴が空き、小さく萎んでしまう病気です。 背の高い男性に多いらしく、私はドンピシャで当てはまってしまったようです。(若くはないですが。。。) 3日前の午後、急に息が苦しく、吸うのも吐くのも出来ない状態に。 クリニックに行くとすぐに専門医に紹介され、気胸と診断→手術という流れになったわけです。 ちなみに、私は極度に怖がりです。 高い所も、痛いことも、怖いことも、出来るだけ避けながら生きて来ま

      • 社内研修は、○○の時点で上手くいくかどうかが決まっている。

        皆さん、私のnoteに立ち寄っていただきありがとうございます。 ”やりたい”社内研修を創るABEと申します。 こちらのnoteでは、私が5年間500名の社員に実施してきた社内研修で学んだちょっとしたコツをお伝えさせていただいております。 皆様の社内研修にほんのり彩りを加えられると思いますので、是非最後までお読みくださいね! さて、今日は社内研修を運営する上でとても大切な点についてお話します。 結論からお伝えしますと、社内研修は受講者の募集を開始した時点で成功するかどう

        • 社内研修講師に最も重要なのは○○力!

          私のnoteに立ち寄っていただきありがとうございます。 ”やりたい”社内研修を創るABEと申します。 こちらのnoteでは、私が5年間500名の社員に実施してきた社内研修で学んだちょっとしたコツをお伝えさせていただいております。 皆様の社内研修にちょこっと彩りを加えられると思いますので、是非最後までお読みくださいね。 社内研修講師に最も重要な能力は? さて、ここから本題です。 社内研修講師にとって最も重要な能力(スキル)はなんだと思いますか? プレゼンテーション力?

          グループワークのファシリテーションで発揮するべき2つのコツ

          社内研修でよく用いられるグループワーク。 3名から5名ほどの社員同士で与えられた課題に対する解決方法を考えるというものである。 先日、弊社でも社内研修の中でグループワークが行われ、私がファシリテーターを務めた。 その際に得られたファシリテーションの2つのコツを書き出してみる。 グループワークファシリテーションで発揮するべき2つのコツ ①考える"間"を演出する。 ②議論が行き詰まったり、違う方向に向かったらゴール地点に目を向けさせる まず①考える"間"を演出するにつ

          グループワークのファシリテーションで発揮するべき2つのコツ

          【社内研修】あえて手上げ制研修にして◯◯◯を引き出す。

          社内研修で最も大きな課題は、社員のやる気がないことではないでしょうか。 お金を払って受講する社外研修やセミナーとは違い、社内研修では常に社員のやる気と格闘しなければなりません。 営業部長などと相談して強制的に研修を受けさせ、行動させる事ももちろん可能です。 しかし、それでは行動自体は出来ても心の中でモヤモヤが残り、行動も長くは続きません。 理想としては、自発的に自分の課題を把握し、社内研修にその課題を解決出来る期待を持って参加してもらいたいですよね! そのKEYとな

          【社内研修】あえて手上げ制研修にして◯◯◯を引き出す。

          社員のニーズを満たすことに注力し過ぎてはいけない!

          社内研修を実施していくにあたり、まず満たしたい!と思うのが社員のニーズ。 社内で研修に対するアンケートを取る度に「もっとこんな研修をして欲しい!」「こういうことを知りたい!」などと数えきれないほどの"ニーズ"を確認する事が出来ます。 では、もし、こういったアンケートに書かれている社員の"ニーズ"全てに応える事が出来たら、その社員達は顧客に対し十分な価値を創造出来ますでしょうか?もしくは与えられた営業プランを達成する事が出来ますのでしょうか? 実際はなかなか難しいでしょう

          社員のニーズを満たすことに注力し過ぎてはいけない!

          社内研修に生かせる本の紹介『使える脳の鍛え方 成功する学習の科学』

          社内研修講師をやっていていつも課題に感じること。 「どうしたら社員が効率よく学習出来るのだろうか。」 研修が終わった後、数日から数週間は学習内容を覚えていても、1ヶ月ほど経った後に確認してみると見事に記憶の中から綺麗さっぱり無くなっているということも。。 そのため同じような研修を何度も何度も実施せざるを得ない状況、、あるのではないでしょうか。 当社の研修も例外ではありません。 そこで、社内研修におけるの学習効果と学習効率を上げるべく読んでみたのがこちらの本です。

          社内研修に生かせる本の紹介『使える脳の鍛え方 成功する学習の科学』

          【社内研修あるある】社員のやる気のなさにビビるな!

          社内研修で必ず言われる常套文句「社員のやる気がなくて研修の成果が出ない。」 もちろん事実ではありますよね。 基本的に社内研修は外部講師を呼ぶなどよほどの企画を用意しない限りは基本的にやる気がない社員がほとんどです。 私が聞いている限りどの会社も一緒ですよね。 まさに社内研修あるあるです。 しかし、社内研修講師として、社員のやる気がないくらいでビビってしまい、社員の人気を取れるような研修ばかりしていてはいけません。 むしろ、社員=やる気ないものだ。と割り切って考え、

          【社内研修あるある】社員のやる気のなさにビビるな!

          研修を受講する時は必ずこれを意識しろ!

          今日は社員側に立ち、社内研修を受講する時の姿勢について書いてみたいと思います。 社内研修を受講するにあたって、必ず意識するべきことは、「研修後に自分がするべきことは何か?」この1点です。 社内研修を実施するということは、社員の行動に何らかの課題があり、それを解決するキッカケを作る為なのです。 つまり、社員側からするとご自身の活動で抱えている課題を解消出来るような新しい視点を得られるチャンスなのですね。 正直、社内研修の内容によってはそのチャンスが明確でない時もあります

          研修を受講する時は必ずこれを意識しろ!

          社内研修をやる=何が出来るようになる?

          人材教育に熱心な会社であればあるほど社内研修は欠かせないものであり、毎月のように数々のプラグラムが施行されているかと思います。 弊社もその1つです。 ウチの社員には何が足りないのか? 知識か?スキルか?マインドか? 思い当たる負の要素を可能な限り消し去る為に、あの手この手で研修を連発。 なのに一向に社員の行動が改善したり、成績が上がったりと目に見えた効果が見えず、またもや負の要素を探るために研修を企画し続ける永遠のループ。 いつの間にか研修をすること自体が目的とな

          社内研修をやる=何が出来るようになる?

          社内研修は社員の危機感が全て

          皆さん、こんにちは。 吃音を持ちながら社内研修に挑む研修講師の阿部です。 今回の記事では、社内研修に取って決して外せないポイントである【社員の危機感】について書いてみます。 まず皆さん重々ご承知の通りかと思いますが、研修を受講する社員にとって、社内研修に掛ける想いはほとんどがやらされ感なんですよね。 社員A「また活動の時間が奪われる。」 社員B「形式だけの研修だ。」 このマインドである限りはどれだけ効果的な研修プログラムを用意しても、どれだけ重要なメッセージを伝えよう

          社内研修は目的ではなく、手段である事を忘れない!

          皆さん、こんにちは。 吃音社内研修講師の阿部です。 今日は社内研修は何のために実施するべきなのか。そんなお話について書いてみますね。 まず結論から言いますと、社内研修は社員が自らの課題に気付き、行動を変える事で成果を上げることをサポートするためのものですよね。 つまり、社員の行動を変えるための数ある手段の1つなわけです。 しかし、私も実際に経験してきましたが、研修を実施する事が主の目的になってしまい、社員の行動変容が置いてけぼりなっているケースが本当に多い現状があるの

          社内研修は目的ではなく、手段である事を忘れない!

          ”ARCSモデル”でやる気満々研修へ!

          研修をしばらく企画・実施していると必ず当たる壁があります。 受講者の態度が”やらされ感”で満たされ、意欲的な態度にならない。 自分でお金を払って参加する有料セミナーはそもそも受講者がやる気をだし、行動した結果なのでやる気がないという事はほとんどないかと思われます。 しかし、社内研修ともなると話は別です。 社員から要望された研修以外は本社が企画した研修であり、社員からすると”意味のない事をやらされている””本社の仕事に振り回されている”といったネガティブな意識が満載なの

          「しっかりやる」はしっかりやらない?!

          前回の記事で「絶対に外してはいけない目標設定」を実現するための7つのポイントを紹介しました。 この7つのポイントを押さえていただければ、研修への参加者の目標は明確になり、”実行する”事に意識を集中し、自信を持ってスタートラインに立っていただけることでしょう。 しかし、いくら目的地が明確になっても、”どのように向かうのか”が曖昧になってしまうケースが数多く見受けれます。 典型的なのは、「しっかりやる」です。 「今日学んだことをしっかり練習する」 「今日参加した研修の成

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          絶対に外してはいけない目標設定

          社内研修担当者が抱える悩みいくら研修しても行動に繋がらない ほとんどの研修担当者が未だに抱える悩みです。 特に企業内研修はそもそも受講者(社員)が研修に対して後ろ向きであり、「研修なんて意味がない」「研修は時間の無駄だ」というマインドである事が多いです。 この状況を打開し、受講者の行動を起こさせるために様々なコツがあるわけですが、今日は”目標設定”におけるコツを紹介します! 絶対に忘れてはいけない目標設定の設定 私の会社でもそうなのですが、多くの研修は”研修を実施す