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社内研修をやる=何が出来るようになる?
人材教育に熱心な会社であればあるほど社内研修は欠かせないものであり、毎月のように数々のプラグラムが施行されているかと思います。
弊社もその1つです。
ウチの社員には何が足りないのか?
知識か?スキルか?マインドか?
思い当たる負の要素を可能な限り消し去る為に、あの手この手で研修を連発。
なのに一向に社員の行動が改善したり、成績が上がったりと目に見えた効果が見えず、またもや負の要素を探るために研修を企画し続ける永遠のループ。
いつの間にか研修をすること自体が目的となり、社員は置いてけぼり状態に。
決して他人事ではない会社が沢山あるのではないでしょうか?(少なくとも私のいる業界ではよくある事例です。)
そこで、社内研修を企画する者として必ず意識するべき事は社員の行動の変化です。
本来、社内研修は何のために実施するのかと言うと、社員が抱える課題を抽出し、課題解決する為の行動変化のキッカケを作るものであると私は解釈しています。
つまり、社員が社内研修を受けるということは、その社員の行動の1つが変わらなければならないという事になります。
人の行動を変えると言うことはそうそう容易いものではありません。
ただ行動を変えるだけでなく、習慣化するまでが本当に大切なのです。
そう考えると、毎月のように研修を連発する状況は行動変化のサイクルから言ってもあまりオススメは出来ないです。
では、社員の行動変化に特化した研修を企画するにはどうしたらいいのか。
手順としては以下の3ステップが簡潔です。
① アンケートやヒアリングで社員が出来ていない行動を炙り出す。
② 課題行動を実践出来ている社員を観察・ヒアリングし、KEYとなる行動を特定する。
③ マネージャーに協力を促し、KEY行動を実践→習慣化するまでの研修後のフォロー体制を用意する。
ここまで柱を太くしておけば、少なくとも研修自体が目的になってしまう事態を避けることが出来ます。
社内研修と言えど、研修担当者自身の時間、そして社員さんの大切な時間を使うことになります。
1つ1つの研修機会を行動に結び付け、社員さん自信の人生が幸せになっていく。
研修を通じてこのような未来を実現させていきたいものです。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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