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仏教にまつわる「へぇ~」な話:その1
さて、いきなりですが、「ガウタマ・シッダールタ」をご存知でしょうか?
では、「釈迦」はご存知でしょうか?そして、「仏陀」は?
おそらく、釈迦や仏陀は知っていると思いますが、ガウタマ・シッダールタはご存知ないかと思います。
じつは、ある見方をすれば、この3つの言葉は、同じ人物を表していますが、言葉が違うということは、正確には異なる意味を持ちます。
では、それぞれ何を意味するのか?
そして、その関係性は?
同じ人物である場合、以下のように表現できます。
「ガウタマ・シッダールタは、釈迦であり、仏陀である」
一方、異なる意味があると解釈した場合の表現は以下です。
「ガウタマ・シッダールタは、釈迦の王族として生まれ、悟りに達し、仏陀となった」
つまり、3つの言葉は正確には、以下の意味を持っています。
ガウタマ・シッダールタ:個人名
釈迦:国の名前
仏陀:悟りを開いた人
「お釈迦様」という言葉をよく耳にするかと思いますが、「お釈迦様は、悟りに達して、仏陀となったガウタマ・シッダールタ」を指しているのですね。
最近、あることをきっかけに仏教に興味を持ったものの、色々な疑問が湧いて出てきて、頭の整理ができずに仏教の理解が進んでいませんでした。
その一つが、釈迦・仏陀の言葉の区別でした。
あなたは、「既に知っているよ~」でしたか?
それとも、「へぇ~」でしたか?
次回も、「仏教」についての「へぇ~」な話を提供します。