「行動の継続」のための環境作り
今回、話題提供しているのが「学習」について。「自分に合う方法で学習できていますか?」では、「自分に合う」学習法の見極めが、効率良く成長し、成果を出すための一つのポイントであることをお伝えしました。
そして、より重要になるのが、その「行動の継続」ではないでしょうか?
つまり、「自分に合う」学習法でも、極端な話1日で辞めてしまったら?
当然、成長など見込めませんよね。
「人と一緒に取組む『ピア効果』」でお伝えした、2019年度に沖縄の離島から、塾に行かずに東大に合格した学生も「学習の継続」ができたからこその合格だったはずです。
この学生の「学習の継続」する“仕組み”が、SNSでした。
具体的には、SNSに自分の学習記録をアップし、他人にその投稿を見てもらうことで学習意欲を維持したのです。
さて、世の中には、経営者団体がたくさん存在します。あなたも、何かしらの経営者団体に属しているのではないでしょうか?
では、あなたは、その経営者団体には、どのような目的で入りましたか?
中には、「勉強のため」と答える方もいらっしゃるかと思います。
確かに、先輩経営者や、事業を拡大され成功している経営者のお話から、学ぶことは多いでしょう。
しかし、私が考える、経営者が経営者団体に入る意味、極意は「行動を継続する環境を作ること」だと考えています。
つまり、経営者としての「勉強」も必要です。しかし、ビジネスで結果を出すには「行動の継続」が重要です。この「行動の継続」のために、経営者団体を活用すべきです。
確かに、先輩経営者の話を聞くことも大事です。
でも、その話を聞いて、「じゃあ、今回のお話を参考にして、自分はこういう行動を取る!」ということを宣言し合い、その行動を継続できているかをお互いにフォローし合う。
お互いに会った時に、「前に宣言した行動、やってる?」と声掛けができるような関係を構築する。
|この人も行動している。
|あの人も行動している。
|だったら、自分も行動しなきゃ。
そのような環境を提供するのが、経営者団体の本来の価値である、と私はそう思います。
あなたは、経営者団体の本来の価値を享受できていますか?
是非、「行動の継続」をするために、どのような環境を整えているか?と自問してください。