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憧れ
憧れの人物像は、どんな場面でも淡々と物事を行う人だ。どんな物事や感情が起こっても冷静沈着な態度をとりたい。もっといえば、何事にも動じない人になりたい。死を予感した時でさえ、平穏な気分でいられたら良い。キャラクターで言えば、『動物のお医者さん』のハムテルとか『ハサミ男』の知夏のような感じ。
でも、退廃した生活の中で娯楽に興じたり感傷的な気分になるような人にも憧れる。退廃的な生活は、なぜか魅力的に思える。雑な生活をしたり、お酒をずっと飲んでいるような生活をしてみたい。しかし、他人に明らかな迷惑をかけるのは嫌なので、自己完結する退廃さが良い。一応自分で稼ぎ食べてはいけるが堕落している、という風な。
実在の人物でいうと、アル中カラカラというあだ名のついたNiconico動画の投稿者のような感じの暮らしだ。彼の食べ物の作り方は真似したくないが、あのように工作感覚で料理するのは楽しそうである。テキトーで雑な感じが良い。
実在しない人物では、『本気のしるし』の辻一路という人の生き方だ。成り行きまかせで、そこそこ愛想を振りまき、そこそこ仕事の成果を出すような生き方をしている。惰性で生きているような退廃的な様子に憧れる。