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支配種

『支配種』は、人工培養肉を作ることに成功した会社BFを巡った韓国のSFミステリードラマだった。2025年の設定だけれどかなり技術が進んでいて、人工培養肉、人工の臓器、AIでの手術が登場する。主な謎は過去の大統領暗殺を企てたのが誰かと、BFで起こる不審死の犯人が誰かだった。ずっと続きが気になるような展開が続き、すごく面白かった。

主人公は、BFのCEOの女の人とそのボディーガードの男の人だった。2人とも頭が切れて、死に直面する場面でも自分のやることを真っ当しててすごかった。最後にCEOの人は、Serial experiments lainのレインちゃんみたいな状態になったのだろうか。

人工培養肉や臓器移植の普及など、実現したらいろんな問題が生まれそうなことが出てきた。安価での臓器売買は長期間かけて整備すれば社会に上手く定着するかもしれないけれど、不死身の肉体は混乱しか生み出さないような気がする。どうなんだろう。


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