新自由主義は社会をより良くできるのか?マインクラフトを例に考えてみた
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前回の記事で財政出動は資源を無駄にするのかを論じました。今回は一般にいわれる新自由主義的な自由放任主義や小さな政府は社会を良くしてくれるのか?というのをマインクラフトというゲームを例えに考えてみたいと思います。
マインクラフトとはざっくり言えばサバイバル生活をしつつ木や石のブロックなんかを手に入れて建築したりすると言うようなゲームです。特にストーリーとかあるわけではなく、終わりもないので自由に建築や探索やら出来るゲームです。詳細は下記のWikipediaと公式サイトを見れば分かると思います。
ではなぜこれを例えにしたのかと言う事ですが、比較的、原始生活に近いものがシュミレーション出来るからというのもあるんですが、サーバーを使ったオンラインプレイが出来るのも特徴です。その中で今回のタイトルに正にピッタリなサーバーがありました。それは2B2Tとfreedoniaというサーバーです。どちらも古いサーバーなのですが、非常に対照的なサーバーでして、2B2Tは完全に自由放任で荒らし、チート、他プレイヤーへのキルやリアルマネートレードから、ウイルスまでと、とにかく何でもありのサーバーです。極端ではありますし、新自由主義者もここまで自由放任はしないと言う方が多いと思いますが、あくまで自由に勝ってにやらせたらどうなるかという意味では参考になると思います。説明するよりどんな所か、登録者50万人越えの有名ゲーム実況者のおにや氏がプレイしているので、その動画のリンクを貼りますのでご覧頂いた方が分かりやすいと思います。
続いてfreedoniaですが、こちらは真逆です。チート、荒らし行為を一切禁止で、常に監視している方がいるサーバーです。禁止行為を行った方はBANされるとのことで今まで累計224556人がプレイしBANされたのは40278人とのことです。これも見て頂いてほうが早いので、おにや氏がプレイしてるので動画のリンクを貼ります。
どうでしょうか?これを見ただけで自由放任的な新自由主義で社会が発展するとは思えないと思います。もちろんゲームなので現実はこうは行きませんが、非常に参考になると思います。特にfreedoniaなんかと比べると2B2Tの殺伐感は伝わってくると思います。
新自由主義は自由に競争する事でより良く良いものが生まれて社会が良くなるという発想ですが、根本的にその思想に忘れているのが競争すると必ずしも皆、上を目指すわけではない!という事だと思います。現に例えに出した2B2Tは完全に足の引っ張り合いをしています。なので、私は正しい競争はそれを導くための制度であったりインフラが無いとダメだと考えます。その証拠にfreedoniaは厳格なルールの元に運営された結果、社会という観点で見たら発展を遂げてます。
いかがだったでしょうか?これはあくまでゲームです。この通りにはいきませんが、見えてくるものはあると思います。
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