いわゆる国の借金は増え続けるものです!むしろ増えないこのほうが不健全!
未だに財務省が「クニノシャッキンガー」のプロパガンダを行い、ネット上でもそれに賛同している方がいます。なので、今一度「国の借金」…正しく言えば政府の債務残高は増えて当然の理由をお話しします。
そもそも日本で流通している通貨「円」ですが、誰が制定したのでしょうか?当然…
政府です!
そして、今日本で言われている国の借金ですが、何の通貨を借りているかと言うと…
円になります!
これがドルのような海外通貨であれば話が違って来ますが、日本政府の債務は「円」で行われています。さて、円が日本国内の通貨である以上、円の流通量を増やすには以下の3通りしかありません。
①政府が通貨発行する。
②政府が借入を行う。
③民間が借入を行う。
①は分かりやすいと思いますが、②③が信用創造の仕組みを知らないと良く分からないと思います。詳細は下記の記事を参照願います。
簡単に言いますと、銀行というのは相手が返済可能と判断したら例え手元に資産が無くとも通帳に例えば貸付100万円と記帳することでお金を貸すことが出来ます。貸借関係を結んだ瞬間にお金が生まれます。これが信用創造になります。
①については現日本では硬貨が純然たる貨幣発行かなっていますが、トータルで見ると額が小さいため②と③がによって貨幣創出を行っています。
さて、このように見ると通貨というのは…
誰かが借金をしないと生まれない!
というのが分かります。なので、世の中にお金が出回っているという事は…
誰かが負債を負っている状態!
である事になります。もし仮にこの世の全ての負債を返済しきってしまったら…
世の中から全てのお金が消える!
ことになります。クニノシャッキンガーとか言って騒いでる人達は…
上記の事を実施しようとしてる事に他なりません!
非常に恐ろしい主張をしています😨なので、普通の経済政策をしていれば…
国の債務残高は積み上がり続けます!
例えば全くの0から国債を発行して100兆円を支出したとします。普通の政策をしていれば全部回収するという恐ろしい事は出来ないので…10兆円回収したとします。政府の債務は残り90兆円です。翌年は超緊縮政策をしたとします。予算を80兆円にしてさらに40兆円回収したとします。債務残高は最初の年と合わせて130兆円になります。翌年は予算も抑えて回収金額も半分という超緊縮財政です。それでも債務残高は増え続けます。普通にやっていればこうなります。ちなみに税の支払いは予算執行後になります。確定申告は年度末なのに、その年度の予算は執行されているのが良い例です。なので税収で財政運営は不可能である事を意味してます。ということは国の財政を黒字化する事は出来ません。もし黒字化したり、残高を減らすとしたら、以下の手順以外ありません。
①民間が銀行から多くの借金をする
②それにより通貨が大量に出回る
③結果、税収が予算執行時よりも上回る
これ以外ありません。しかしこの状態は何を意味しているのでしょうか?民間が借入を増やす時は儲かると判断した時です。そして国の税収が黒字になるほど、借金している状態とはつまり…
何かしらのバブルが起きている事に他なりません!
バブルはいずれ弾けます。もしかして財務省というのはバブルを引き起こしたいのでしょうか?
以上になります。債務残高は増えて当然という理由が分かったかなと思います。最後まで読んで頂きありがとうございます!