エービーシー商会本社を例に見る コーリアンの可能性
1965年、米国で生まれた「コーリアン」は、アクリル系人工大理石の代表格として世界中で親しまれています。
しかし、加工性にすぐれていて汎用性が高いことは知られているものの、「どうしたらその特性を最大に引き出せるのか分からない」という声があるのも事実です。
2020年に竣工したエービーシー商会本社ビル(東京都千代田区)では凝縮されたコーリアンの魅力が、空間全体を引き立てています。
今回は使用例を見ながら、コーリアンの可能性に注目します。
心地よさを備えたおもてなしの空間
BENCH
コーリアンに耐候性があるからこそ実現できた、エントランスの内外をつなぐベンチ。
さらにLED電球が仕込まれており、光を湛えるオブジェの役目も果たしています。
SIGN
来場者を出迎える会社ロゴもコーリアン製。
繊細なカット加工で、細かなアルファベットも自由自在。会議室や階数表示のサインも同様に製作しました。空間デザインのワンポイントとして、上品な存在感を放ちます。
TABLETOP
ショールームのテーブルトップでは、素材が持つあたたかさを感じられます。
さらに中心部に隠れているコンセントボックスの蓋もコーリアン製。テーブルの意匠を損なうことなく、こだわりのデザインを実現しました。
創造力を膨らませる空間
東京ショールームには「検証スタジオ」をご用意。照明の調色機能を備え、実際の物件での見え方を再現しながらご検討いただけます。シームレスジョイントや彫り込み加工を施したサンプルも多数展示し、デザインの幅を広げます。
洗面カウンターの実物やカラーサンプル(300㎜角)もご覧になれます。
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