音と光を全身に -AMBIENT KYOTO@京都中央信用金庫 旧厚生センター
AMBIENT KYOTO (-12/31)
京都の中心部2会場で展開されている、AMBIENTミュージックの祭典。
京都中央信用金庫 旧厚生センター会場。昨年の様子はこちら。
印象に残った2作品を。
TOO PURE
軽快な音楽に乗って、高速でスクリーンに流れていく、自然をモチーフにしたアニメーション映像。
観ている者も、その流れるような移り変わりの渦の中に、いつの間にか巻き込まれていく。
何も考えず、映像に身を任せて佇む。春夏秋冬を何度も繰り返し、長い長い時が流れたような気分になってくる。
先の流れはだいたい読めるはずなのに、新鮮で楽しい。それは、実際の季節を愉しむ我々のようでもある。
QUANTUM GHOSTS
1階で展開されている、大規模な音と光のインスタレーション。
四方八方から、音と光をシャワーのように浴びる。あたかも舞台か映画のシーンのよう。観客が舞台の上に上がるという、それだけでも非日常の体験だ。
ラウンジ
休憩のためのラウンジも設けられている。昨年とは趣が違い、大きな窓のある明るい空間だ。そして自然光を浴びる、も、一つの作品の中のように思えてくる。
会場間移動は地下鉄かバスで
「歩くのは無理です」と言われていたのにもかかわらず、わたしはもうひとつの会場、京都新聞社まで歩いた。
それなりに遠かった。
地下鉄あるいはバスがおすすめだ。