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【写真】豊島 -棚田と豊島美術館,再び(宇野港ルート):前編

 岡山県の総社(そうじゃ)市で、アートイベントがあり、

 友人たちの出品・出店の写真を撮らせてもらうなどして、まるで文化祭のような1日をすごし、

 その翌日は、皆で倉敷をはじめ周辺の観光をしつつ、

 別れの名残を惜しんだあと、

 わたしは岡山駅付近に宿泊し、

 翌朝。

7時前の特急バスで、宇野港まで。


宇野港

 陽光。夏のような日になりそうだった。

 港で、宇野のチヌ、コチヌと再び会する。

 2年半ぶりの再会だ。

 豊島経由、小豆島行きの小型船に乗り込んで、

 豊島、唐櫃(からと)まで。

 豊島の港はこんな感じの位置関係になっていて、①の家浦のほうが、料金も安いしメジャーではあるのだけど、

 先月の旅では、オーバーツーリズムを目の当たりにして、またバスの本数も限られていることから、

 目的地の豊島美術館に、歩いていかれる唐櫃のほうを、安全策として選んだ。


唐櫃港

 豊島を訪れる大部分の人は、家浦港で下船した。

 ずいぶんと人が減った、船の中。

 唐櫃の港が見えてくる。

 ひたすら静かな港に、しばらく佇む。

 海鳥も、佇んでいた。


棚田を目指して、山道を歩く

 海に沿った一本道を、先月と同じように歩く。

 SNS「映え」スポットとして有名な、このT字路にも、人影はない。

 欧米人とおぼしきグループが数組、同じように歩いていた。

 歩く醍醐味といえば、こんなふうに、樹木の合間から瀬戸内海が望めること。

 そして路上で、カマキリとも出逢ったりもすること。

 何本目かのカーブで「あ、もう、そろそろ」と感じる。

 うん、やっぱり。

 次の角の右手前方には、こんなふうに棚田が広がって、

 また来ることができた、そして10月半ばながら、まだ稲刈りもされていなかった、と嬉しくなる。

 豊島美術館入口といえば、こんな状態だ。

 実は、午前の予約にしたかったのだけど、すでに満員で、12時入場でしか予約ができなかった。

 でも、時間的には問題ない。


棚田の散歩道

 豊島美術館を通り過ぎ、急な坂をのぼる。振り向けばこんな感じ。

 見逃してしまいがちだけど、道路の右端に、

 棚田の散歩道への入口がある。

 散歩道を、歩きはじめる。

(次回に続く)


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