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コロナ禍で航空業界への夢を閉ざされた過去 ABABAでコミュニケーションの楽しさを再確認【カスタマーサポート社員インタビュー】

ABABA広報の尾上です。
就活で最終面接まで進んだ学生がその実績を評価する企業からのスカウトを受け取れるサービス『ABABA』。
そのサービスを支える社員の皆様に株式会社ABABAでの働き方やカルチャーについて聞く社員インタビュー企画です。
今回はカスタマーサポート部門から佐藤陽さんに話を聞きました。


佐藤 陽/カスタマーサポート メンバー

兵庫県神戸市出身。
関西大学卒業後、新卒でIT系の企業に入社し未経験からエンジニアに。
2024年5月 株式会社ABABA入社。


夢を閉ざされた就活生時代 未経験からエンジニアに

──社会人になるまでの経歴を教えてください

出身は兵庫県の神戸市です、ABABAって東京にオフィスがあるのに社員のほとんどが関西人なので居心地がいいですね。
大学に入るまでは勉強とか部活とか誰もが当たり前に頑張るところでしか頑張ってこなかったんですが、大学に入ってから「やりたいと思ったことは全部やろう」という考えに変わりました。
大学の国際寮に入って初めて親元を離れての生活をしたり、文化祭の実行委員会に入ったり。ほかにもスペイン語にちょっと興味あるなと思ってスペイン語研究会に入ったり、いわゆる「就活カフェ」のような場所で働いたり。いろんなことに挑戦しました。

──就職活動を経てどんな会社で働いていたんですか?

就活生のときは客室乗務員を目指して航空業会をメインに受けていました。
もともと人とコミュニケーションをとるのが好きだったんです。人と関わるようなアルバイトも経験してきた中で、やっぱりお客さんと会話しながらサービスを提供してリアクションを受けとる。自分のコミュニケーションに対する評価がその場で分かる仕事に魅力を感じていました。
あと普通に飛行機が好きだし、制服も可愛くて憧れだったしという感じですね。大学と並行して航空系のスクールにも通いながらとにかく航空業界一直線な就活生でしたが、コロナ禍の影響をもろに受けてしまいました。

大学4年生の年=2020年の5月。エントリーシートの締切日に、航空各社がコロナの影響を受けて「今年度の採用活動は見送ります」というアナウンスを出したんです。航空業界しか見てなかったので「これからどうしよう…」という感じでした。
一応滑り止めで受けていた会社が一社だけあって、そこでは内定が出ていたので「もうここに行くんだな」と思ってそこからも本格的に就活をすることはありませんでした。

でも新卒で入った会社はそこではないんです。その会社の内定者研修で1位をとったのを機に違和感を抱いてしまって、入社を見送りました。
研修の時点でそういう評価をいただいてしまったら、この先この会社では伸びしろみたいなところが見込めないかもしれないと思ったんです。学生時代に飛び抜けて成績が良かったわけでもなかったし、特別なスキルがあったわけでもなかったので、それはまずいなと。

それで違うところで頑張ることにしようと決意して見たのがIT業界です。その時点で4年生の10月とかだったので採用活動を継続している企業がそもそも少なくて、そのほとんどがIT業界でした。母親と一緒にドーナツ屋さんでナビサイトを開いて検索したのを覚えています。
「ここだったら未経験のことでも できる人の背中を見て頑張れそう」と思えた会社があったので、そこにエンジニアとして入社しました。制御系からWeb系までいろんな案件に携わらせてもらって、いろんな言語を使えるようにもなれてすごく楽しかったです。


熱量とリスペクトの精神がABABAにはある

──そこからABABAに転職した経緯を教えてください

ABABA入社のきっかけは、友達でもある代表の久保に声をかけてもらったことです。「転職活動してない?オフィス見に来ない?」って言われました。
前の会社も大好きだったので転職は考えてなかったし、どんな会社かだけ見て帰ろうと思ったんですけど、実際に社員とも話をさせてもらって気持ちが動きました。
ABABAで働いていることにすごく誇りを持っていたり、高い熱量を持って仕事に取り組んでいたり、周りの仲間をすごくリスペクトしながら協力して仕事をしたりしているということが伝わってきたんです。それが一人じゃなくて複数の人から感じられたので、こういう熱量の高い社員が集まっている会社ってすごく素敵だなって思ったし、私ってこういう人たちと働いている方が楽しいんじゃないかなって考えて勢いでABABAへの入社を決めました。


──現在の仕事内容を教えてください

今はカスタマーサポートを担当していて、新たにご契約いただいた企業様へのキックオフなどを行っています。カスタマーサクセスの中にチームが3つあって、そのうちの3人でカスタマーサポートを担っています。それぞれ得意なことも違うし、個性が強くて一緒に働いていて楽しいです。少人数のチームでやっているというのもあってすごく仲がいいですね。
今年の4月にできたばかりのチームなので今期が勝負の時期だと聞いていて、このチームがなくならないように結果を残すぞという気持ちで全員頑張っています。忙しいけど楽しいです。

まだ入社してまもないですが、月次で目標を達成できてそれが数字に表れたときはやってて良かったなって思います。頑張って取り組んで結果につながるということが自分の中ではすごくうれしいんです。
これまであまり数字に追われた経験もないし、今もノルマがあるわけではないんですけど数字を意識しながら目標に向かって何かに取り組むというのが自分にとってはハードルの高いことをしているなという実感があります。それを一人じゃなくて周りにサポートしてもらいながら数字につなげて結果を出せたっていうのはすごくやっててよかったなって思うし、初めての経験なのですごく楽しいです。


──職種が変わることに不安はありませんでしたか?

エンジニアとして全然人と会話をせずに働くというのを3年間続けてきたので、やっと人と話をしながら仕事ができる!と最初は結構わくわくしていました。
でもいざカスタマーサポートとしての業務を始めてみると、ビジネスとしてお客様と会話をするのってすごく難しいなと思います。企業様が何を求めているのかとか、自分は何をしたらお客様に喜んでもらえるのかとか、正解を探りながらお客さんと接するのって難しいです。でもやっぱり自分が好きなことである「人とコミュニケーションをとる」ことを通じて価値を届ける仕事ができるのはうれしいですね。


──働く環境はいかがですか?

一人一人が周りをリスペクトし合いながら働いているところがABABAのいいところだと思います。
自分がどれだけ大変で忙しくても助けを求められたら絶対に応える人しかいないし、働いている人自体がそういうすごくいい人たちばかりだなって日々実感しています。

例えば他のチームの人でも、質問をしたらただ答えが返ってくるだけじゃなくて、「こういうことをやってるからこういう結果につながっている」というふうにすごく詳しく教えてくれます。だからチーム間でそれぞれが持っている情報をすごく活かせてると感じますね。

社内でチームは分かれているけど、インサイドセールスが獲得してくれたリードをフィールドセールスが契約までもっていってくれて、カスタマーサポートでキックオフをしてカスタマーサクセスが継続的なフォローをするって全部つながってるじゃないですか。ちゃんとその意識を持って、自分の肩書きに応じた分野だけではなくてABABA全体を巻き込みながら仕事をしている人が多いなって思います。


──ABABAで活躍できるのはどんな人だと思いますか?

素直に人の話を聞ける人、成長意欲がある人、「しんどいからやめた」とかって投げ出さないでちゃんと自分自身の目標に対して努力ができる人…。とりあえず前向きな人はABABAでやっていけると思います。
仕事の中でいいこともあるし、よくないことも出てきます。よくないことが起きた時に落ち込んで終わりじゃなくて、次にどう活かすかを考えるとか、常に前向きにポジティブに思考を回転させられる人が向いているのかなと思います。今いるメンバーも全員そうです。


──今後の目標を教えてください

個人の目標としては昔から「できなかったことができるようになるように」と努力してきたタイプなので、過去の自分と比べたときに何か少しでもできることが増えていたらいいなとかという形で頑張っています。
ABABAにいると初めてのこと・やらなあかんこと・少し気分が乗らないような仕事もありますが、それを自分なりに乗り越えながら働いています。
「任された時はちょっと不安だったけど、やってみたらできた」とか、何かそういう小さい成功体験をどんどん積み上げていって、何かできることを増やしていきたいというのが個人の目標です。


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