父さんは一回生まれ変わってしまった、イズビューティフル
介護生活ももう2ヶ月が経とうとしている
母が毎日苦労しているのを見るのはきつくて私も何かしてあげたいと思うけど
尿を取ること、座るときの手伝い、服を着させる、薬を飲ませる
社会人一年目の私にとっては仕事から帰ってそのくらいしかできない
し
したくもないっていうのが本音で
そんなこと言ったら世間はなんて思うだろうか。
介護問題なんて縁のない話だと思ってた一年前
あっという間にすぐここにきたよね
はやすぎだし心の準備って言葉知らなさすぎだよね
待ったなしとはよく言った
でも
神様は乗り越えられる試練しか与えない
とはよく言えない
これに関してだけはほんと言えないぞ
亡くなった人にはちょっと配分ミスったな
とか思っちゃったりしてる?もしかして
毎日母は卒なくこなしている
毎日母は足腰悲鳴をあげている
毎日笑うように泣くように感情がぐちゃぐちゃでたぶん痛んでいる
心が痛い
今日のごはんは
納豆、ご飯、豚汁、鮭
イッツジャパニーズフード。
ぺちゃぺちゃごくごく食べる父にいつもは慣れていたのに何故かイライラした
父もなりたくてその姿ではないはずで
そんなことも分かってて
でも私はイライラした
そんな私にもイライラしている
なんて器の狭い親不孝者なのだと
母が鮭に醤油かけるかと聞くと父はいらんほっとけと言い放った
は?ブチギレ案件
言い方気をつけようや〜
と笑っては言ったけどここで私は限界で結果自分の部屋に逃げた
でないと叫びそうだった
私がいないと母にまたストレス溜めさせてしまうのも分かっててまた心が痛い
痛い痛い痛い
逃げるばかりで謝罪案件
23歳、これでいいのか?
こんな人生も美しいのか?
バッドエンドなんてないだろう、どんな形でも最後はハッピーエンドだって教えてくれたのは皮肉なことに父だ、、
人生生まれ変わっても美しい、、のだ。
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