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「不気味の谷」という着眼から思いをめぐらす

不気味の谷メイクを楽しむ若者がいるそうですね。

ホラージャンルがダメな私。
高校時代付き合いかけた彼女が、再三ホラー話しをするのについていけず疎遠になりました。彼女は遠回しに付き合いたくなかったということだったのか。

最近のiPhoneは人物だけを簡単に切り出すことが出来ますよね。

新しいiPhoneは暗かろうが逆光だろうが人物と背景をキレイに写してくれます。

写りはキレイなのですが、私の目にはどうしても不自然な合成写真に見えてしまい違和感があって、iPhone Xから新しく出来ない自分のいい訳をしています。

また、AI写真が目に入らない日は無いくらい当たり前になって、やはり違和感を感じます。

ここで、不気味の谷とは?

不気味の谷とは、1970年に東京工業大学の森政弘教授(当時)が書いたエッセイのタイトル。 大意は「人間は、ロボットの外見や動きが人間に近くなるほどロボットへの親愛度が高まるが、類似度があるレベルになると逆に不気味に感じる。 しかし、類似度がさらに高まると親愛度は最大になる」というものです。

Google Ai

とGoogleのAiさんが答えてくれました。

言葉を調べる分には最適解なのですが、どこか年号だけを(   )内に入れよと言われて「1192作ろう鎌倉幕府」のジレンマを感じミゾミゾします。

脚本家坂元裕二さん

「ミゾミゾする」って2017年の坂元裕二脚本、松たか子、松田龍平、高橋一生、満島ひかりが出演椎名林檎さんの「大人の掟」を主題歌にしたドラマ「カルテット」で、すずめちゃん役の満島ひかりさんが使っていた言葉でした。

松たか子さん演じる巻真紀の夫役に、同じ脚本家の宮藤官九郎さんにして監獄に入れてしまうというウィットとブラックさも兼ね備えた実に楽しいドラマです。

坂元裕二さんの作品で松たか子さん、松田龍平さんが同じく出演されている「大豆田とわ子と三人の元夫」でも離婚がかなり強い重力で描かれていました。

19歳で「同・級・生」、23歳で「東京ラブストーリー」を脚本。昨年は是枝裕和監督作の『怪物』で第76回カンヌ国際映画祭の脚本賞を受賞。ドラマ「Mother」は世界中でリメイクされているほど人気なのだとか。

さらにNetflixでは、宮崎あおいさん主演の「クレージー・クルーズ」もご覧になられてる方も多いことでしょう。Netflixを退会していますがこちら見たさに再入会するつもりです。

2025年には広瀬すず主演映画の制作が発表もされ、大活躍ですね。

「カルテット」で「唐揚げとレモン」を題材にさまざまな角度から楽しませるようなトークのネタが尽きないのか?才能を上手く発揮されることの裏でどれだけ細かく考えているのだろうか。

森政弘先生について

「不気味の谷」を提唱した森政弘先生は1927年生まれの97歳でサイバネティックという発想からの日本のロボット工学の重要な役割をされた方というだけでなく、NHKのロボコンが始まりを作られた方でもあり、さらにフルートでもプロなみの腕前でおられるとのこと。

「非まじめ」「自在学」「全機」「退歩」などの概念を提示し「技道」を提唱、本田宗一郎が始めた「役に立たないものをつくれ!」というアイデアに共鳴されておられる方でもあるそう。

実際ロボコンは、ロボットアイデアコンテストであって、ロボコン大賞は必ずしも戦いに勝ったチームではなく、素晴らしいアイデアを実現したチームに送られるものと聞いています。

そして何より、毎年異なるテーマとレギュレーションを考える側にこそロボコン大賞を送りたいといつも思います。

洗濯物を干して、規格どおりにたたむまでを競わせるアイデアなど、よっぽと洗濯に嫌気がしていたのでしょうね。しかも実際の市場に受け入れられそうな商品のタネにもなりそうで楽しませてもらいました。

その核が森政弘先生とそのお弟子さんたちでいらしたのかと思うと、NHKさん是非ロボコンレギュレーション設定の舞台裏の番組こそ見てみたいと思ってしまいます。

まとめ

天才?鬼才?秀才?

敬愛するお2人を同時にお話しして良いのか迷いましたが、ウィットに富んだ表現で、はたからながめると、実に遊ぶように軽やかにすごいことをやってのける点で、森政弘先生と脚本家の坂元裕二さんに共通点を感じる次第です。

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アラン藤島
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