ビーニー。アタマと豆の関係
みなさん寒いですね。実は今朝すごい頭痛で目が覚めました。
何でこんなに頭が痛いのか分かずボーっとしている中、ふと目の前に転がっていた登山用のビーニー(防寒用の帽子)を手にとり被ってみるとあら不思議頭の痛みがぐっと減ってきました。
人生でこんなに頭が痛くなったことも珍しく危ない病気を患ってしまったのかもしれないと動揺しながら考えを巡らせてみると、
思い当たることと言えば、最近自分史上最高に短い髪型にしたこと。床屋さんにこちらのヘアカタログみたいなカッコいい白髪頭になりたいと写真を見せて切ってもらいました。
モデルさんとは全然別の単なるソフトモヒカン頭になりました。思っていたものとは違っても私の素材の問題で他人さまのせいには出来ません。これまでとは別人のようになれたので新年を気に意識を変えるには良かったです。
日本列島上空をマイナス12℃を越える寒波が覆い、今朝の東北地方の気温は、マイナス4〜5℃まで冷え込んでいるなか、朝方、室内の気温もぐっと冷え込んだことが原因のようです。
確かに、外出時に頭が寒くてフードを被ることが増えていて、それでビーニーを準備していたのでした。室内でも必要になるとは!!サバイバルウインターです。
で、人生初のビーニーを被ってみたところで、これまで被りものは小学生中学生時代の学生帽とスキーのニット帽、あとはバイクのヘルメットという必要時以外ほぼスルーしてきた自分に新しい世界が開けた気がしました。
ソフトモヒカンがこんなに冷えるのなら髪の毛が薄くなったみなさんはさぞや寒い思いをされてきているのであろう。
帽子が、おしゃれ目的というよりも靴や服と同じ日常生活の必需品として必要なのだという発見には自分史上最大の発見に近い目から鱗の出来事と言ってもおかしくない気がします。
オシャレ目的では、鎌倉マーロウのイラストのような、ステレオタイプの探偵さんの被るツバ付きの帽子を購入するも、もとがオシャレでないからかなかなか定番アイテムにならないで今日に至っています。
これまで、ニット帽のことをなぜビーニーと呼ぶのはなんでだろうと疑問にすら感じませんでした。
語源は野球帽の頭の豆のようなボタンからはじまり、豆がボンボンになっていたり、ツバ無しどころか豆さえないニット帽にも使われるようになったということみたい。
ニット帽というと、なんか目の部分が開いたバラクラバも含めて強盗みたいなイメージにもなる一方で、ビーニーというとあくまで頭の上にかぶるキャップだし言葉もかわいらしい。
てっきりビーニーを被ったアタマのカタチが豆みたいに見えるからかななんて想像していたのは間違えだったということみたいです。
「豆」というと思い出す。こちらのココログさんで引用されている新谷かおるさんの漫画エリア88のキャラクターマッコイじいさんの「いいかプーキー、豆は栄養あるんだ。豆食ってるだけで人間死にゃしねェんだ。」という名言を思い出します。マッコイじいさんは今で言うヴィーガン(Vegan)だったのでしょうか?1979年から1986年というかなり前の作品の中でこういう豆知識を仕込んでくれることで少年に気付きを与えてくれていました。
みなさま冷えには注意してお過ごしください。
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