カミソリなマクロレンズSIGMA 70mm F2.8 DG MACRO Artを楽しむ
SIGMAのカミソリマクロこと70mm F2.8 DG MACRO Artというレンズ。
昔から中望遠が好きでEマウント用のレンズで中望遠をさがすちSIGMAの有名なマクロレンズが復活したとメーカー自ら宣伝しているのを知り、
オートフォーカスで楽しめる気難しいレンズというのはなかなかに希少だと思います。実際、RAWデータの現像でピンが合っていないことに気付き、取り直しを意識するというのは、フィルムカメラ時代に京セラCANTAXのRTS2にCarlZeiss Planar85mm F1.4でピントが合っていても実際のところ10%程度しか使える写真が無かったことを思い出します。
デジタルの世界ならば何枚撮っても現像代が掛からないとはいえ、時間は使う訳でもう少し歩留まりが良いと助かるのだけど、ボヤボヤの世界の中に主題だけピントが合っている写真が撮れた時の喜びというのは何物にも代えがたい写真の醍醐味のひとつだと思います。
実際のところ、このレンズは、CarlZeissのレンズよりもコスト的に安かったからチョイスしたのですが、「カミソリマクロ」の名前は期待通りであると思います。
惜しむらくは、自分の力量でピントを合わせる力が弱いことですが、オートフォーカスで使えることは何よりです。また、レンズのアップデートは最新にした方が良いと思います。正直購入した直後よりもずっとフォーカシングの時間が縮まりました。
今回はソニーEマウントタイプのレンズにしましたが、今になって思えば、ソニーの本体でなくSIGMAのfpなどで使えるようにEマウントアダプターでという選択肢にしてもよかったのかもしれません。
あと、オートフォーカスが気持ち後ピンになりがちなような気がしますが、これは致し方ないのか、結局欲しい絵を作り込む時にはマニュアルフォーカスを使用するから関係ないかもしれません。
オートフォーカスで手持ち撮影したものRAWデータを3000x2000に縮小しています。
シトロエンのミニカー1:48は、F2.8で三脚を使いました。
ソニーのα6000に装着した写真です。α6000はAPS-Cで6000 x 4000 RAW撮影が可能です。レンズの解像度は十分で撮影の楽しみを味わえます。
撮影写真を追加した「続」を掲載しました。
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