KINTOのフォーク
KINTO (キントー) フォーク レッド W170×D25mm ALFRESCO (アルフレスコ) 20721
メラミン樹脂とバンブーファイバーで出来たどこかなつかしい子供時代を思い出させてくれるアウトドア用カトラリーです。
代官山蔦屋のイベントスペースの安売り品でこのフォークとスプーンをセットで購入しましたところ、使い始めてすぐにフォークは「刺してもうまくささらない」くらい太いフォークでなんだかなと思うようになりました。
対してスプーンの方はシリアルを食べる時に毎日使うほどのお気に入りになっていたのでフォークが拗ねてしまったのでしょう。
ある日フォークの先が折れてしまいました。どうして折れてしまったのか?そんなに強い衝撃を与えた覚えも無かったのですが、とにかくフォークの先が折れてしまったのです。
そうすると、面白いものでフォークが妙にかわいくなります。ボンドで付けてみたものの、口に入れるフォークとしてはちょっと具合が良くない気がして新しいものを探しました。
通常カトラリーを買っても、相当高級なシルバーのもので「メーカー名」があったりしますが、このカトラリーはすごい「ARFRESCO BY KINTO」とメーカー名だけでなく製品名まで書いてありました。
名前が分かってもなかなか見つからないことが多いカトラリーにあって、ARFRESCOシリーズはすぐに見つかりました。色もレンガ色の赤しか知りませんでしたが、ベージュや黒があります。でも私はレンガ色がお気に入りです。
レンガ色のフォークを買い足して使っているうちに最初は使いにくく感じていたフォークに愛着が湧いているどころか、使いやすくてあえて使っていることに気が付きました。
サラダというよりも、カレーを食べる時や、マヌカハニーを絡ませる時もスプーンよりこのフォークの出番の方が多いくらいです。この太さ加減が絶妙の絡みをもたらしているのです。
そして、また買ってしまいました。
今度は離れたもうひとつの家にスプーンだけ持って行ってしまいフォークとスプーンが離れ離れになってしまったことに寂しさを感じていたところ、
先日いらしたお客様がこのレンガ色をかわいいと言ってくれたことがきっかけです。
どこか愛着を感じてしまうこの色味と素材感。よくみるとひとつひとつ出来にバラつきがあり、そこが人を穏やかな気持ちにさせる力になっているかのようです。
コロナになり大人数で過ごすことも無くなって久しいですが、買い足したこのARFRESCOたち全部が使われる日が来ることを楽しみにしています。