綿棒でお掃除 アキュフェーズ パワーアンプ P-300
アキュフェーズが来てから、なんというか、重厚長大な機械に振り回されています。
音は変な脚色なく素直な音で長時間聴いていてもまだまだ聴き続けたいそんな印象。これまでのアンプたちより生々しさが一皮むけたような。ひょっとして消費電力が大きい分、音が近くに聞こえるマジックなのか。いずれにしても素晴らしいのです。
もはや音楽を聴くことに「気軽さ」は無くなり、彼らの下僕になったように甲斐甲斐しく動き回っています。
ふと、パチパチと言う良くないノイズが聞こえるじゃありませんか。これは大変!
まずはコントロールアンプからなのかパワーアンプからなのか?の切り分けを。コントロールアンプを回避して音出しをしてみると、変わらずノイズが出ました。というか音を流さないアイドリングで一番パチパチいいます。
パワーアンプのどこからする音なのか?
アキュフェーズP-300にはスピーカーを、メイン、リモート1、リモート2の3セット繋ぐことが出来ます。
メインからリモート1、リモート2のスピーカー端子につなぎ変えて音出ししてみると、パチパチの頻度はメインが一番ひどいが、他の端子に繋いでもパチパチが全くゼロにはならないことがわかりました。
パワーアンプP-300の天板とセレクタノブに近いカバーを外し、綿棒でセレクター端子をこすってみました。すると綿棒の先が黒くなります。
綿棒でセレクターの端子を擦り、もういいかなと繋ぐとパチパチはかなり低減したもののゼロにはならない。
おや、左からのパチパチはしなくなり、右からだけになった。念のためヒートシンクカバーも外して、取り外せるボードを一通り外し、黒くなっている抵抗が無いかチェックする。
普通は接点復活剤使ったりするよなと思いながらYouTubeで「創造の館」などを閲覧させていただく。さすがに私の力では端子を分解までするのはきつい。
また西田製作所さんは接点復活剤よりも無水エタノールでキレイにするのが良いとの動画も拝見した。
ありがたい。
しかし、今は真夜中。行ったらアイス買ってしまうコンビニしかやっていない時間。
そう。手元にあるのはいつも風呂上がりに耳の水分を吸い取ってくれる綿棒だけ。
何も付けない綿棒をセレクター端子にゴシゴシする。結構黒いカーボンが取れるので、セレクター位置を変えながら綿棒を何本も使い擦りつづけ、かれこれ20本を費やした頃、パワーアンプからのパチパチ音はゼロになってくれた。
やった!結果が出ると徒労に終わらなく報われた気がしました。
古いものはキレイにするだけで復活するという喜び。
ふと、昔テレビが映らなくなると叩いて直していた嘘のような時代があったのを思い出した。少なからず私も叩いた記憶があり、確かに叩くと砂嵐の画面が直ったものである。
しばらくは快調であって欲しいけど、せめて無水エタノールで拭いた方が良さそうです。まぁ手が掛かる子ほどかわいいという言葉を思い出しました。
ふと横に置いたPro-Ject rpm-9のターンテーブルのモーターが回らなくなっていた。昨日まで元気に回っていたのに。なんてこと!
そして
パワーアンプを必要としないベリンガーの
スピーカーB2031も合板の上の塗装が剥がれてるではないか。なんてこと!!
なんとまぁ手のかかる子が多いことか。
さらにさらにさらに、SONYのAMS-3を机に直置きした際、底面のビスが緩んで机を彫ってしまった模様が。。。しかも何故かMと読める。
当面楽しめそうです。
若いうちの苦労は買ってでもしろと言います。もう若くないし、苦労だけ買ってしまっています。。。
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