自転車パーツをアップデート
この冬は本当に雪が多いと感じますね。朝起きるときみなさんどうしてますか?スッキリ起き上がれる術があるなら知りたいです。先週東京から北東北の寒さの中に移動してきた私。寒さのあまり布団から抜け出せない朝が続きます。
さて、今日は、私の自転車Foes Pasadenaのパーツをアップデートしたお話しです。
マウンテンバイク特にダウンヒルバイクでアルミフレームを縦に手溶接している溶接跡がキレイかつフレームが無骨で格好良いFoesというメーカーさん。Pasadenaとは、このFoesが2010年頃販売していた街乗り自転車です。
Foes のショップはその頃アメリカ合衆国カリフォルニア州のパサデナにありましたが、今は移っているようです。ネットで見る限り、210号フットヒルフリーウェイのそば、近くにコストコとかウォルマートがたくさんあるエリアのようです。パンケーキのFlappy Jack's Pancake Home Restaurant を発見してしまいました。行きたい!!
さて、話しを戻しまして私のFoes Pasadenaとの出会いについてお話ししますと。今から10年以上前の2010年前後前、街乗り自転車が欲しいなと焦点をクロスバイクやミニベロに絞りました。自転車買うならコルナゴとかデ・ローザとか、ビアンキのドロップハンドルが欲しかったですが、予算を10万円前後に絞っていたのですね。
CannondaleのLeftyが発売開始していたり、ChinelliのBOOTLEGが本命だったような記憶があります。今はHOBOOTLEGのInterrail Inter Travelerが一番似ているかもしれませんね。VANMOOFは販売していたのですが手に入れ方がわからなかったこと、ミニベロのBruno Ventura Limited Editonのラグ溶接の処理も美しい一台があり興味シンシンでした。しかし、新品購入のチャンスをタッチの差で逃した直後だった記憶があります。
Foesの自転車をご存じの方はおそらくDH(ダウンヒル)の自転車をそれなりに購入された方なのだと思います。正直私もフレームの無骨さの本物感に惚れてしまったのですが、それではDHをする訳ではありませんでした。敢えて言えば、「誰もが買えるモノではなく、かといって本物でありかつリーズナブルな価格(その時は10万円前後)」という条件を自分に課していた気がします。
そんな状態で中目黒にあった「ぬかや」という自転車屋さんを見つけて入ったところ、定価18万円が型落ち品で11万円として売っていました。おそらく1年ではなくて2年落ちだったように記憶しています。しかし、自分にとっては「毎年自転車買う訳ではないから自分が気に入った自転車が一番」というか、もうフレームに魅入られて目がハートマークになり、即決したかったけれどもちょうど閉店の時間だったためその晩はいったん帰り一晩考えた結果、やっぱり購入する!と手に入れた一台なのでした。
これまでのMy Foes Pasadena
シマノDEOREのフロント44Tから22Tの3段、リアが9段の組み合わせ、初ディスクブレーキ自転車。これに街乗りらしく、廻すとチリンチリンと鳴るベルに、RIXEN&KAULライゼンタールのアルミフレーム付き前カゴを取り付けて使っていました。
鉄のダイヤモンドフレームのドロップハンドルと比較すると、まず捩れない。従って踏み返しでの伸びが無い。さらに太くて頑丈すぎるフレームは重さも感じさせました。ある意味アルミフレームの特性そのもの。
それでも太いフレームから受けるインパクトは写真以上に強く、良く男子の視線を感じました。
近年も普段の買い出しから歯医者さんまで片道5キロ程度の外出に足として良く利用していましたが、フロントは1段しか使っていなかったこと、稀にチェーンが外れることなど細かな不満は出ていたこともありました。
今回のMy Foes Pasadenaのアップデート後 34T x 11speed
パーツ選定から交換作業まで全部ショップさんにお願いしましたが、いやーカッコいい!と思わず惚れ惚れしてしまいました。
当初はフロントを40Tで考えていたのですが、現物フィットさせたらフレームに干渉してしまいギリギリ当たらない34Tに変更することに、その際シマノではパーツが見つからずWOLF TOOTHになったのですが、もともとPasadenaがアメリカのバイクということでMade in USA同士のフィッティングはむしろより良い選択になりました。
今回タイヤについては25ミリに交換したばかりだったので手を付けなかったのですが、ここまでカッコよくなるとタイヤも33ミリ程度の太めサイズに変更していきたいです。
今回のアップデートについて
買って良かったものというか、アップデートしたことで自分の考えていることがモノ選び(維持)に反映できたように思います。
流行っている1920年代風の自転車や、電動自転車の追加も考えたのですが、自転車が何台あっても置き場所に困るし、Foesのアルミフレームの旨味の時期を過ぎているようにも思うものの元々がDHバイクの技術で作っているからかまだ大丈夫だと自転車屋さんに言って頂いたこと。私の使い方を良く聞いてパーツを選んでくれた自転車屋さんのおかげで良かったのだと思います。
気に入っているフレームを手放すこともしたくない、今あるものを生かしつつ、現代の使い勝手にしたいということ。予算も当初10万円とのことでしたが結果的に予算の70%程で収まりましたから中途半端に新しい自転車を買うよりかはリーズナブルでもありました。今回のアップデートは大成功だったと思います。
雪解けが一層待ち遠しくなりました。早く乗れるようにならないかな。
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