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”ヴァイナル” Vinylと ortofon VNL

アナログレコード盤のことを今どきの方はVinylと呼ぶことをなんとなくは知っていましたが、今日はメディアであるVinyl(ヴァイナルと発音するらしい)について少しだけ・・・

”Vinyl” NHK World Plus

NHK World plusでアナログレコードを特集していました。

ピーター・バラカン氏が司会で日本でのレコード復興ぶりを渋谷のHMVレコード前から、アナログレコード店を次々紹介し、コンビニでレコードを売っていたり、パブでレコードを売っているお店まで紹介。

15年前ドン底だったアナログレコード業界、音楽配信サービスが台頭し、CDセールスが減少したところで何故かアナログレコードが売れ始め、今や10倍の規模にまで盛り上がっていると紹介していました。

レコード盤製造の東洋化成の本根誠社長との対談から、日本のレコード文化の歴史、レコードを聞く喫茶店の独自の文化や、海外のマイケル・ジャクソンが売れた話しから日本では子門真人氏の「およげたい焼きくん」が売れた話しを紹介。

レコードのマスター製作エンジニアの仕事から、山形県のナガオカで手作業によるMP500カートリッジの生産風景まで見せています。

かなりピーター・バラカン氏がリードされたのであろうレコード愛が目一杯の良い番組でした。

ortofonのVNL

ヴァイナルと言うともう一つ思いつくのが、オルトフォンのDJ用MMカートリッジその名も「VNL」です。

初回限定パッケージは交換針が3種類入って13420円(税込)です。今ならortofonオリジナルトートバッグもプレゼント中。(2022年9月9日現在)

カートリッジ本体にIIがついていて、IとIIIのタイプも一緒に並んでいますが、針カバーを外さないとどのタイプか分からないです。
トートバッグは良く展示会で配布しているような薄手のキャンバス時のバッグでした。横約45センチ、縦約34センチ、底のマチ約15センチ、ハンドル長さ約50センチ。かばんにしのばせておけば急な買い物の時に便利に使えそうなバッグでした。

DJ用と名をうっていてスクラッチするわけではなく避けがちでしたが、ジャズやロックには普通に使えるという口コミをされている方がいらして背中を押されました。

カートリッジは交換出来ますから、楽しみとしてこのお値段で硬さの違う3種類の針を楽しめるなんてお得です。

Pro-Ject RPM9に装着してみた図

40年ほど前に中学生で針圧調整をしてみたことがありましたがそれぶりではなかったでしょうか?しかもPro-Ject RPM9の針圧調整はバランスを取ってからの調整がとても繊細で楽しい作業でした。趣味とはこういうことなのかもしれませんね・・・。

Pro-Jectについている説明書を読み込み、それから「針圧調整」で検索して動画を2〜3見て、そのものずばりはなくても原理をよく理解し、作業してみた後、カートリッジの角度調整などは他にはちょっと出ていなくて心配になりながらも左右からバランス良い音が出ていたと思うので良しとしましょう。

VNLの適正針圧は3〜5gとのこと、マニュアル通りにやりましたが本当に合っているのか?心配になります。針圧計も欲しくなってしまいます。

https://amzn.asia/d/dGMGS0b

さて、ようやく音が出せるようになり、回転数が合っているのか?お気に入りのマイルスデイビスのリラクシンをアナログとデジタルで聞き比べましたが、なんとなく早く回っている気もします・・・。(焦)

1回聴いた後は、ネットの音楽配信で同じ曲を聴き、情報量は音楽配信の方がBlock Codeと言っている声などずっと細かいところまで聞こえるものの、気のせいかアナログの方がずっと生に近い緊張感があり同じ音が伸びているだけでもレコード特有の1/fゆらぎ成分が含まれているのかも?と感じてしまいました。

VNLカートリッジ初回限定の3本の針の聞き比べはまたの機会にゆっくり楽しませていただきます。

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アラン藤島
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