ガーすけと桜の子の感想
3/12の昼7 MEN 侍の矢花黎が主演の舞台ガーすけと桜の子を見に行ったので感想。
色々忙しくて感想書く暇なくて時間が経ってしまった。
これも1回しかみてないから色々もう抜け落ちてるしツイッターの感想見て思い出したことだけ書いておく。
こちらの舞台だが発表された段階からわりと物議を醸していた。
運営会社はこれまでいろんなジャニーズJr.を主演に舞台を行ってきているのだが、毎度毎度信じられないくらいちゃちいデザインのチラシと信じられないくらい雑に作られたHPと信じられないくらい適当な運営先行のチケット販売方法を展開しており、せっかく決まった現場なのにこれなら出ない方がマシだと泣いているオタクもたくさんいた。
私は現場はないよりあるほうが、どんな現場でもいいと思うオタクなので見てもないのにそんなこと言うなよ〜と思っていたし演劇に対してもそこまで深い知見があるわけではないのでそう思えたのだろう。
あらすじ
実際に見た感想としては、脚本や演出については思うことがありすぎたが、キャスト陣の演技と臨機応変なアドリブはかなりよかった。
なにより矢花黎の演技はかなりよくて、そのおかげでなかなかのはちゃめちゃ展開で通常なら明らかにシラケる話だったが観客の涙を誘っている部分もあった。
人の感動なんて泣ける要因をかき集めたら、前後の展開なんて無視して泣けるもんだなと思った。しかもそれを自分が大好きな人が一生懸命演じているのなら尚更なんか泣けてしまうのかもしれない。
私はどうしても前後の展開がよくわからなさすぎて感情移入できなかった。
ただ役者の力量を雑に消費されてしまったことに怒るオタクの気持ちはよくわかった。
この舞台はキャストの力によって集客され、キャストの力量で成り立つ舞台だと思ったからだ。
大筋の話はかなり支離滅裂で、高校生が書いたような脚本だし、キャラクターも当てがきされたと公式からアナウンスがあったように彼らのパーソナリティに頼りきった設定、アドリブ台詞のオンパレード。
当てがきだとしたら、その人が好きな人にとってはそんなこと言わせないでと言った台詞もあったし、アドリブ劇でもないのに演者のパーソナルに頼った脚本は果たして演劇と言えるのか?という疑問もある。
1時間40分のコントと思った方がまだましかもと思った。ただ演者は本当に演技がうまかったし、アドリブで繰り広げられる会話もテンポ良くおもしろおかしくしていたので見ていられることができた。
ただ先日見たルーザーヴィルは双眼鏡を使わずに全体を楽しむことができたが、今回はもうほぼ矢花さんの顔を双眼鏡で追っていた。
完全に彼の顔を見ることが目的になってしまっていた。
矢花さんのお顔は本当に綺麗でかっこよかった。
親近感を売りにしている彼だがあんな綺麗な顔した人全然歩いてないです。
軽率にガチ恋になりそうでした。危ない。
共演の阿達くんも可愛かった。
本番のあとにSHOCKの稽古してるの偉すぎるよ。
そんな感じで劇としてはなんとも言い難かったが、矢花さんは顔よし、性格よし、演技よしで文句なしだった。
あと確かにこれを何回も何回も見るのはちときつい。でもオタクは推しに会いたくて生きてるのでとてもとても複雑だな。
次はもっと矢花さんの演技力が生かされる舞台に出られるといいな。
久しぶりに矢花さん誕生日ドッキリのYouTubeを見た。優しくされたら泣いちゃうと言って泣いてる彼が7 MEN 侍に俺をいれてくれてありがとうと言ってくれてたことを思い出した。
矢花さんが悲しくなったり辛くなったりする出来事がなるべく起きませんようにと思った。
おわり
この記事が参加している募集
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?