あるのふに

働かずに生きてゆきたい

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最近の記事

生きるのに向いていない

近頃の俺は何もしていない。 やるべきこともやれずに単位が遠ざかっていく。 普通の人間の俺も遠ざかっていく。 朝は起きれない。布団の外に出ると死にたくなるから。 憂鬱な気持ちで大学に行く準備をする。 もうほとんどの授業が終わっているから、準備は適当。 歯を磨いて、帽子かぶって、タバコを吸う。 この工程にすら30分はかかる。 恵まれてると思う。 理解者でいてくれる家族がいる。可愛い彼女だっている。 「気の置けない」の部分こそ抜け落ちてしまったものの、友達だって普通にいる。

    • 嫌いな人みんな死ぬより俺一人が死ねばいい

      人間の本能はいつだって理性を超えてくる。 頭でわかっていてもそうはできないこと、沢山ある。 時間の無駄だとわかっているのに、いつまでも、いつまでもpornhub見続けるし、大学の単位が危うくたって朝は起きない。 そして何よりも、恐怖心に飲み込まれる。 人が怖い、いつまで経ったって人は怖いままだ。 だから余裕ぶったって結局メッキは剥がれ落ちる。 みんながみんな俺の内側を見透かしてくる。 全員が俺の事を見ている。 きっと思っている「あいつはどこかおかしい」と。 冷静さ

      • 自惚れてるから性欲を恋と形容する

        「愛」や「恋」といった言葉にどんな印象を抱くだろうか。 「青春の象徴」だったり「人間のみに与えられた高貴な営み」であろうか。 または「考えることをなおざりにした人間が行き着く愚の骨頂」だろうか。 甘酸っぱかったり、暖かかったり。甘ったるかったり、ドロドロしていたり。 受け取り手によって感じ方は多様だろう。 愛を知らない少年は恋をする。 目の前の彼女以外を背景とし、引き立て役とする。音が遠のいていく。 二人の間にはゆったりとした時間が流れるだろう。 頭の中を支配する

        • どんな夏でしたか

          夏が終わりそう。雰囲気がそう言っている。 秋の気配はまだ無い。往生際の悪い馬鹿な暑さが残るから。 ここ数年はそんな感じ。 昼寝を遮ったうるさい蝉は、今頃土と化してる 花火の音も聞こえてこなくなったし、浴衣の女の子を見かけることも減った。 別に夏が好きな訳では無い。秋の方が好きだ。 だから別に夏が終わるからどうとか、そんな思いは無い。 だが、何故だろう。切ない。 ただただ切ない。 常になんだか寂しい心に拍車がかかる。 こういう時には苛立ちとか、そういった感情はどこかへと

        生きるのに向いていない

          人間様にごめんなさい

          私は今、実家に帰省している。 大学生の権利を行使してそれは長い期間。 さすがにもう帰りたい。 友達に会って、田舎の大自然に触れて、まあまあ充実している。 暇だったから、フォトアルバムを漁った。 そこには親の愛情を多く含んだ言葉と共に、幼い頃の写真が貼られていた。 まだ腹の中の写真もあった。 「妊娠がわかった時は涙が止まらなかった」 「まだ人っぽくない我が子、かわいい〜」 「すっかり人間らしい形になっていた」 愛されてたんだなって思った。 あの人は確かに愛してたん

          人間様にごめんなさい

          ゴキブリは名前からしてキモイから 本当にキモいと思う あいつらが何も考えず生きてるのうざい なんで黒光ってるんだよ きもちわりぃよ

          ゴキブリは名前からしてキモイから 本当にキモいと思う あいつらが何も考えず生きてるのうざい なんで黒光ってるんだよ きもちわりぃよ

          死ぬことにも才能が必要だと思う。

          長すぎる。短すぎる。 そんな考えが頭の中でループしてる。 人生は楽しむには短すぎて、耐えるには長すぎる。 どちらにせよ、しんどい。 気がつけば10代が終わっていた。 過去の積み重ねでできた自分は、とても立派といえるものではなかった。 「大人になりきれない」そう言うと、必ず「そんなもん」「俺もそうだった」と返される。 その言葉に自分の限界を垣間見る。 でも、それじゃあ少なくとも俺は貴方を超えることは出来ない。 本当は何者かになりたい。死ぬ時は悲しまれたい。 凄い人だっ

          死ぬことにも才能が必要だと思う。

          自己紹介 | はじめてのnote

          自己紹介 はじめまして。 現在は地元を出て東京に住んでいる、最近成人した大学生です。 noteを始めた理由 気がつけば20歳となり、大人達と肩を並べた今、得たものは、日々募る焦燥感と孤独感でした。 産まれてから今に至るまで、やるべき事から逃げ続けた人生でした。 そういった、日々の行いが呪いのように、絡みついてできたのが今の私です。 しかし、そんな私にも個性と言い換える事ができるものが一つだけありました それは、頭の中で喋り続ける自分です。 これ

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