【映画レビュー】るろうに剣心
原作『るろうに剣心』 和月伸宏
こちらも記事にする予定なかったけれど好きな作品なので。
「剣」を扱う作品が好きなものの一つにこのるろうに剣心がある。
映画が好きすぎてDVD全て持っているけど、好きになったのはだいぶ後だから映画館で観れたのは最終章だけ。
『るろうに剣心 最終章 The Final』
『るろうに剣心 最終章 The Beginning』
二部作それぞれ3回ずつ観に行ったので、最終章だけで6回観に行ってる。
どちらも好きだったけど、Beginningの方が好きで、ラストシーンは感動でいっぱいだった。
The Finalの方は雪代縁の復讐、人誅編。
こちらもアクションシーンが多めで凄く良かった。
新田真剣佑と佐藤健のアクションが見事にあいまって迫力があった。
縁が薫を助けてくれたことに礼を言う剣心に対して、
「違う、俺が本当に守りたかったのは、、、」と泣き崩れるシーンに毎回じんときてしまった。
るろうに剣心シリーズの1はもう何回観たかっていうくらい、どのシーンも思い出せる。
そして京都大火編、伝説の最後編へと続く。
剣心が京都に行くことを止めようとする薫に、
「拙者は流浪人。また流れるでござるよ」
のシーンが印象に残っている。あれは切ないよね。
行かせたくないけど、剣心が行かなければもっと多くの人が犠牲になる。
京都大火編も好きだったなぁ。志々雄誠編。
こちらも二部作で伝説の最後で完結する。
そして一番好きな最終章。
The Beginningの追憶編は何度見ても感動するし、アニメでも観たいと思ってアニメも原作もその後に見た。
雪代巴との別れを告げたところから、るろうに剣心のテーマソングが流れるシーンが一番感動する。
ラストはるろうに剣心1のあのシーンに繋がっていったのも、マジで凄かった。10年前の映画のシーンをそのまま使っている。自然に。
The Beginningの後にシリーズ1へと繋がっていくんだよね。
ほんとにこれでるろうに剣心が終わっちゃったっていう寂しさ。
「剣」って人を惹きつけるような魅力あるよね。
剣そのものにもだけど、その剣を扱う人物にも。
私は孤独に一匹狼で戦い続ける人物像が好きで、だからこのるろうに剣心も好きなんだと思う。
よく覚えてないけど、バガボンドもそんな感じだった気がする。
ずっと今まで孤独に一人で戦い続けて生きてきたのに、人の温かみに触れていくところとかが描かれている映画とか涙なしでは見られない。
そういった意味では「るろうに剣心 最終章 The Beginning」が一番その要素が強かった。雪代巴と出会ったことで剣心が変わっていくシーン、「行ってくるよ、巴」の言葉、「ごめんなさい、あなた」の言葉。一つ一つに泣けてくる。
新時代が幕を開けた瞬間、もう二度と人を殺めないと誓った人切り抜刀際。
一人の流浪人となって姿を消した。
再びその人物が姿を現すのは10年後の事である_____
大好きなるろうに剣心。
何もない休日に時々DVDを観返すことになると思う。
また1から全部観たくなっちゃったな。
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