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『良質読書』の話し

「美女読書」にて『良質読書』の書評書かせていただいた。

正確には昨日(3日)にUPされていたのだけど、気付いたのが今日だったので、今日、ということにする。


難産だった。

この本に共感するところがたくさんあった反面、これの紹介内容に対するニーズ、あるんだろうか?というところが何度も交錯し、そのたびに飲み物取りに席を離れる。

そして、そのたびに、また考え、ふらふらーっとパソコンの前に戻る。

これの繰り返し。


『良質読書』に「難解な読書に挑め」という箇所があるのだが、紹介する側も「難解な書評に挑め」ということだったのかな。

そして、確かに挑んだ分だけ、意識が変わった。

ような気がする。


ちなみに、UPされた書評見ながら、『決戦!設楽原 武田軍vs.織田・徳川軍』読了。

武田が滅びるべきして滅んだ哀れなヒール、と見える光景はもうない。

武田勝頼、ただ、詰めが甘かった。

歴史小説界若手の方々がそれぞれの個性を出して紡いだ、“あがき”の物語。

あとで感想書こう。


読書の手法は、今後間違いなく変わる。

というより、今までと同じ意識(費用対効果意識、たくさんハイスピードで読む、など)で読んでいたら、この先苦しくなる。

スキルだけじゃ、先人の実績を学ぶだけじゃ、掴みきれない未来が待っているからだ。

欲しい情報だけ入手する読書じゃなく、自分の未知なる可能性をこじ開けるために。


言っておいて自分ができているわけじゃないけど・・・

それでも、この気づきを忘れないために。

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