意思決定の本質
意思決定とは、だいたい
・モノゴトを決める。
・最適な解を選択する。
・判断する。
こんな意味合いで使われている。
この意思決定ですが、意思決定をする際に、よく議論になるのが、正しいか間違っているか。
正誤の議論。
意思決定について、正誤の議論は、意味がない。
なぜなら、意思決定とは、そもそも正誤を問うものではなくて、どちらに行くのか?何を選ぶのか?の判断だから。
つまり、意思決定の後にする事は、答え合わせではなく、その意思決定が正しかったと言える行動をすること。
これが意思決定の本質。
確かに、意思決定した選択肢が、近道や遠回りすることも、“とある一定期間”でみれば、あるかもしれないが、それはあくまで、“とある一定期間”の中だけの話。
「人間万事塞翁が馬」
と考えれば、近道や遠回りの議論もあまり意味がない。
確かに、コンプライアンスのように、正しいか間違えてるかを、問うものもあるが、それは意思決定ではなく、倫理観の話。倫理を問う話と意思決定とを混ぜこぜにしてはいけない。倫理的にダメなものはダメ。
意思決定で大切なことは、①モノを決めること、②その決め事が正しかったと言えるように行動すること。
これが意思決定の本質。