快活に生きられるわけないでしょーが！
わたしの家族は、娘２人と主人（カツオ）だが、カツオさんは、家庭内で圧倒的に人気がない
悪い人とかでは全然なくて
むしろ性格は私よりずっと良い
だから嫌わていはいない
ただ、ただ、家族の中で圧倒的に人気がない
例えば、カツオさんが帰宅すると、リビングで大いに盛り上がっていた娘２人がサーッと散る。
彼女たちはスマートなので、あからさまに散ったりはしないが、回数が重なるとさすがに鈍感のカツオさんも気づく
「なんか俺が帰ってくると、みんないなくなっちゃうんだよねー」
ねー
私もそうしたいけど自分の部屋がないので、リビングにいるんだよねー
ちなみにカツオさんは、濃い系さわやかタイプ（相反するか？）のうえ、仕事で手抜きをしたりしないので、外では好かれている（と思う）。
昔ねるとんパーティーとかに参加すると、毎回その日の「一番もてたで賞」をもらっていたらしい。
今は歳をとったのでもてはやされることも少なくなったが、それでも嫌われる理由はあまり見当たらないように思われる。
が、とにかく家族の間では残念なほど人気がない（義母を除いて）
相手の気持ちを読み外す
買ってきてほしいもの
かけてほしい言葉
こちらが考えていること
そうしてほしいと思っていること
相手はどういう人かと考えること
質問に無駄なく答えること
映画や小説の意図すること（そもそも活字は苦手）
とにかくストライクが入らない
ゆえにこちらも気持ちよく打ち返すことができないのだ
カツオさんの口癖のひとつに 「良かれと思ってさー」がある
これが弊害なんだよね
「良かれと思った」の主語は「私」であって「相手」ではない
相手のことを思っているようでいて、あくまで自分が「良いと思っている」
傷つかない程度に指摘してみたが、本人はピンとこないようだ
やったことが外れると
「良かれと思ってやったのにさー」と不服そうにしている
仮に訓練しても、カツオさんには無理な気がする
悪気も 何もない
先日、いつも通り「読み外す」件ですごいのがあった。
カツオさんは、自分が三流大学出身なのをずっと気にしている
だから、「良かれと思って」娘２人に高学歴をつけさせたい熱がすごくて、中学生受験を強いて玉砕した過去がある
話はそれるが、当時通っていた塾の塾長さんの言葉
中学受験は成功したら100%子どもの手柄
失敗したら親のせい（だから子どもを責めるのはお門違い）
子育てにおいてさえ責任をとりたくないと考える私はこの言葉に大いに共感した。私は中学受験を踏み止まるよう何度も話し合いをしたが、当時のカツオさんは尋常でなく教育熱心でとめられなかった。
中学受験については色々あったが、一般的に多感な時期に「人と比較される」経験はその後の性格形成に影響する。
末っ子は世渡りの上手いタイプで全落ちにもかかわらずその後に見事に復活したが、現在バリバリのINFJ長女は、望み通りの学歴を得たにもかかわらずその陰を落としている。
はっきり言うと、彼女の生きづらさは、多少なりとも彼が「良かれと思って」やった中学受験が影響していると私は思っている
このカツオめが！
説明が長くなってしまったが、本題に戻る。
先日、色々と思い悩んでいる長女の話しになり、カツオが放った驚きのセリフ
「〇〇には、もっと快活に生きてほしいんだよね」
・・・・・・ 私はぶっとんだ
そして心の中でつっこんだ
おうおう、待て待て
どの口が言ってんだ💢
彼女は生粋のINFJ-T（おまけにHSP)なんだよ！
快活になんて生きれるわけないでしょーが‼
（INFJの皆さま、すみません・・）
印篭があったらつきだしたいところだよ
全く・・INFJを舐めてもらっちゃ困る。
INFJの取扱説明書がどんなに厚くなっても、そこに「快活」という言葉はのらないんだからね。
カツオくんは今日もずれている。
しかしこれが彼の平常運転。
壊れてないので治すことはできない。
だからずっと一緒にいると「どうしてそうなるの⁉️」と欽ちゃんばりに連発したくなる。
責任感があり、誠実で、容姿に恵まれていても、人間ってこんなに不人気になれるんだ。
いずれ家を出ていく娘２人はともかく、私は長くつきあうようか。
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