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かか

今日もありがとうございます。

いっつも突然なんですが、皆さんは母親のことをなんと読んでいますか?
お母さん、母さん、ママ、おふくろ
色々あると思いますが、私は「おかん」でした。

なんでまた、こんな話と思うかもしれないんですが
宇佐美りんさんの「かか」を読みまして、
表紙と丁度いい薄さ(あんまり長くなさそう)に惹かれて買ったのですが
まぁーーー、深い。
深すぎて、色々書きたくて、すぐnote開いちゃった。

内容としては、浪人生の19歳の主人公「うーちゃん」と
そのお母さん「かか」の、母と娘の話。

サラッと省略しすぎると、こんな感じなんだけど。

その、うーちゃんとかかを通して
家族とは、親子とは、女という性とは、SNSという居場所
何てものを色々考えた本でした。

難しいよね、人生って。

性別とかもさ、何回も女に産まれてよかったって思ったこともあるけど
その回数と同じくらい、なんで女に産まれたんだろうって思うことが多くて。
その事で、何回も旦那と喧嘩したりとかね。

子宮とか生理って、女、母の象徴みたいにされることあるけど
子供を産まない選択をした人にとっての生理とは。
生理が来なくなったら女じゃないのか。
いや、そんなことは無いよな。とか
色々考えたり…

家族だって、1番身近な存在だからこそ難しいよね。
元々は、全く育った環境の2人が結婚して家族になって。
そして、子を産んで2人で育てて。

人の気持ちなんて、完全に分かるわけないのに
家族だったら、わかった気になって蔑ろにしたり、押し付けたり。
子供とかさー、特にだよね。

何よりも大切な子だけど
親の所有物では無いし、子供には子供の意思があるし。
それを尊重したいけど、私にも希望があるし。
難しい。難しすぎる。

しわくちゃなおばあさんになっても、旦那は愛してくれるんだろうか。
いつまで女として機能できるんだろうか。
女としての機能とは?
とかってさ、色々考えて。
女であることを棄てたい時もあるけど、
誰よりも女にしがみついているのは、自分なのかなぁとか。

ここまで、考えさせられる本。

「かか」

深すぎた。
惹き込まれた本でした。
皆さんも是非。

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