人たらしの極意
私の夫は人たらしだ。
なぜか、いつも彼の周りには人がいる。
自分の会社を立ち上げてから、徐々にお客さんも増えていき、そこそこのリピート率を誇っている。
ご近所さんからの評判もよく、家に戻ってくるのが遅いなと思っていると、大抵ご近所さんと楽しそうにおしゃべりしている。
なんでだろう…といつも思っていた。
だって、めちゃくちゃ顔怖いし、付き合ってた頃はほのぼのしている人だなあってそのギャップが好きだったけど、結婚したとたん家で喋らないし。
歩幅合わせてくれないし、なんか本当マイペースだし。
と思っていたんですが、その謎がついにわかった!!!!
「テレビ番組でこんなのもあるから見てみて!」
と言ったメールが師匠から届いた。
カズレーザーさんが出ていて、色々な新知識を学ぼう!と言った内容の番組。
見てみると、夫が人と話す時の様子そのままだった。
詳しく話すと何個もあるんだけど、その1つについて今日は話していこうかなあと思います。
人はドーパミンとオキシトシンが同時分泌すると、お互いのホルモンの相乗効果で「この人いい人だ」となりやすい。
では、そのホルモンの分泌。
どうやったらいいのか。
それは、相手が1番興味のあることを刺激すること。
え?興味って人によって違うんじゃないの?
確かにそうかもしれないけど、全人類が共通して興味があることがある。
それは、自分。
人は自分を他人に認めてもらうことに関して強い興味がある。
なるほど。
それを踏まえて、人をたらすテクニックがこちら。
1、相手の目を見つめて話す。
2、相手を名前で呼ぶ。
3、相手の話を聞き出す。
4、大きく目を見開く。
5、会話にタメ口を混ぜる。
簡単に番組で言っていたテクニックをまとめるとこんな感じ。
夫、全部やってた。(しゅごい)
相手の目を見て、名前で呼んで、自分の話をしないで聞き役に回ることが多く、反応がいい。
時に「まじか!」等タメ口が混ざる。
これを天然でやっていた夫。すごすぎる。
私はオーバーリアクションだし、馴れ馴れしいから3以外のことはできている気がするけど、相手の話を聞き出すって難しいよねえ。
だって、自分の話したいもん。
めっちゃ話したい。私の話を聞いてほしい。(願望がすごい)
そして、しっかり聞いてくれる人ってなかなか周りにいないんだよねえ。
会社員時代めっちゃ話はしてたけど、興味を持って聞いてくれていたかな?って思い返すと、そんな人は少ない。
というか、私の話を聞いてくれてた人を思い返すと、漏れなく全員好き。
やっぱり、自分の話を興味を持って聞いてくれると「承認された」っていう気持ちが強まって、すぐに相手のこと好きになっちゃうよね。
ということで、人の話を聞きます。
聞くだけじゃなくて、しっかり興味を持ってね。
めざせ夫のような人たらし。
みんなも日常生活で実践してみよう!
まずは子どもの話を流し聞きするんじゃなくて、しっかり目を見て聞くところから始めます!