2024年4月24日のこと 地震、転職、「虎に翼」にハマる!
久しぶりに日々のことを。いま、茨城県で不気味で大きな地震があった。
茨城の親戚や友人とのグループラインで「地震ビックリしたね」のやりとりを一通りする。
震源地の緯度をGoogleマップで検索すると震源地の場所がわかることに初めて気づいた。なんと、震源地は日立市のカインズの近くだった。震源地にいたひとは相当揺れたのかな?
大きな地震の前震かも知れないとびびっていたけど、余震と思われる小さい地震がいま来たから、まずは大丈夫だろう。ホッとする。
地震が来る直前、デジタル版朝日新聞で、シンクロに関する記事と能登地震のときのNHKアナウンサーの命令調な避難呼びかけの記事を読んでいた。能登半島の地震のときは、ちょうどNHKを見ていて、命令口調の避難呼びかけはオンタイムで見ていたけれど、なぜかNHKの画面の表記は「やさしい日本語」ではなくて、わたしはテレビを見ながら「それじゃだめじゃん、だめじゃん」と叫んでいた。
民放は日本語が読めないひとのために英語表記がされていたり、配慮された文言の「やさしい日本語」だったり、津波の表示も色覚障がい者でも識別できるようなユニバーサルデザインになったりと工夫されているのに、1時間くらいはNHKの表示は漢字でルビもなく、ちょっと残念だった。
各局、緊急時の画面は共通にすればいいのに。地震が多発している台湾に現在滞在中の下道基行さんのことも頭によぎっていた。海外で大きな地震にあったら、どうしたらいいのだろう。日本のように速報とか指示だしとかをそれこそユニバーサルデザインでされるんだろうか、、、、と考えた瞬間にゆらゆらららガタガタガタと嫌な揺れ方ふたたび・・・
いつもは冷静な母も今回はやばいと思ったらしく部屋から出てきた。震度4だったけれど、不気味な揺れ方で怖かった。しかし、テレビをつけても速報や震度が出てない。まして、スマホも防災ラジオも警報は鳴らなかった。だいぶ経ってからNHKで地震のテロップが出たけれど、不気味な揺れすぎてガチで怖い。
地震は怖いよ。茨城は、東海村の原発も原子力発電の研究所もたくさんあるんだよ。
来月、ヨコハマトリエンナーレへ泊まりがけで観に行こうとしていて、今日中にホテルを探して計画を立てようと思っていたけれど明日にしますわ。地震にビビりすぎて疲れましたわ。
4月から転職し、心機一転、新しい職場で働いている。人間関係も仕事内容も前職に比べたらかなり充実。けれど、給料がかなり激減してしまった。なかなか全てうまくいくことはない。でも高い給料でも嫌なことをして過ごすのは年齢的にも命の無駄遣いに繋がるんじゃないか、と悟ってしまっていたから、お金の無駄遣いはやめるとして、時間は豊かに遣おうと思っている。とりあえず、行けるところまではそうしてみようと。
朝ドラを車内のテレビで流しながら通勤している。朝ドラ「虎と翼」にハマってしまい、いつも運転しながら号泣してしまっている。朝ドラにハマってしまうなんて、何年ぶりだろうか。言葉が刺さりまくるんだよ。
新しい職場では、ノーマスクで働けるようになり(場合によりマスクはするけれど)、2020年以来4年ぶりに化粧をきちんとして出勤している。だから、朝ドラで泣いてしまうと化粧がはげてしまうから困るんだ。車を降りる前に化粧直しをする日々。
朝ドラの後の番組「あさイチ」では、生放送なので、よく「朝ドラ受け」と言って朝ドラの感想を出演者が冒頭で話す。ドラマで泣けるシーンがあると女性アナウンサーはよく泣いている。けれど、わたしがボロボロ泣いている回でも今期はなぜかケロっとしていて「泣けるポイント」はひとによって違うんだ、ということをコロンブスの卵レベルで発見をしてしまった。
ドラマツルギーで、ひとを泣かせるのは簡単だけど、笑わせるのは難しいなどと言われるけど、泣けるポイントはセンシティブで、自分の人生を参照して投影したりもするから、みんな複雑で、みんな結構違うんだな。
とにかく「虎に翼」にハマり中。シスターフットですね。なによりシナリオがとても素晴らしい。しかーし、脚本家さんがXでネタバレとはまた違うけれど、ドラマの打ち明け話や意図みたいなのをポストするのはやめて欲しい(半年後、ドラマ終了後にして)。
朝ドラに役者で出ていたひとが数秒後に「あさイチ」の生放送に素で出てきて、ドラマのウラ話をするのもわたしは嫌。そういうのって、番宣とは違うんだよね。わたしは切り替えられないし気持ちの温度差やタイムラグが生まれてしまう。ドラマの登場人物は、わたしの中ではパラレルワールドでリアルに生きてるひとたちだから、ドラマ進行中は簡単に別の人格で現れて欲しくない。作品は一人歩きもしていくのですよ。
はて?
地震が起こると海外のひとの変な動画付きのインプレゾンビが現れて、欲しい情報を阻害してくるから気分悪い。「虎に翼」のXにはゾンビは出ていないけれど、フェミニズムを巡り分断が見受けられる。「戦いもせず現状に甘んじる奴らはもっと愚かだ」という発言に過剰反応されてる方あり。「戦わない女性たち、戦えない女性たちを愚かなんて言葉でくくって終わらせちゃ駄目」などのセリフもドラマには出てくるのだけれど、批判するひとはちゃんと見てない。
今朝、いろんな意見のSNSを読んでいたら、この「虎と翼」って、クドカンの「不適切にも程がある」と構造的に似てることに気づいてしまった。「これは昭和初期当時の発言です」とかクドカンドラマならテロップが出そうなシーン多々あり。100年後のわたしたちが100年前の「当たり前」を見て、はて?はて?とブーメランのように色々なギャップを考える。
「強いドラマは自然と時流と引き合う」っていう謎法則があることを知る。ドラマの親権のはなしは、現在のホットな話題と完全にシンクロしている。ドラマ終了時期あたりで衆議院議員の選挙になったらドラマチックだな。女性による投票率がドラマの影響で上がるといいな。なんてね。
そろそろ寝ます。グナイ。