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ヴィーガンの彼女を食事に誘いたい no.3
「ヴィーガンの彼女」と称して慕ってきたボランティア先の女性が、今日を最後にボランティアを去る。その話を聞いたのは先月。とても驚き、とても残念に思った。
ヴィーガンの彼女を食事に誘いたい
その思いから年始め、5日間のヴィーガン生活にチャレンジした。食について考えるきっかけとなり、自分にとってよいと思うものを見つけるそんな楽しさを教えてくれたヴィーガン生活。
彼女に、
ヴィーガンとして生きる彼女が何をみて、
何を考え、何を選んでいるのか、
同じように考えてみたくてやってみたことも、
やってみたことで様々な気持ちと出会えたことも、
自分の世界が広がったように思えたことも、
その全てをずっと話せないまま半年ほど経ってしまった。
現在の状況を鑑みて人を食事に誘うのには抵抗があったし、何より彼女はヴィーガンとはっきり立場を明かしたわけではなかったので、誘うことで気まずくなる可能性もあったかもしれず、最後まで躊躇していた。
けれども、今回が最初で最後のチャンスかもしれず、打ち明けられた次の瞬間には勇気を出して食事にさそっていた。
自己満足で始めたヴィーガン生活であったが、彼女はそれを受け止め、喜んでくれた。実際にヴィーガンとして生活してみたことに驚き、そして「行動力があるね」と褒めてまでくれた。
実際は、行動力があるとか、ないとかではなく、人として優しく素敵な彼女と心から友達になりたいと思ったからこそできたことであった。
食事場所として選んだのは前回お世話になったお店
Vegan Cafe terra
http://vegancafeterra.com/
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お店のオーナーに、色々相談に乗って頂いたおかげでやっと誘えました!と、予約の際に感謝をお伝えしたところ喜んでくださって、来店したときも色々とお話をしてくださった。
そしてお店から帰ったあとも、これから新しい生活を始める彼女のことも、そしてわたしのことも、応援しているよと伝わるような素敵なメッセージまでくださった。
今までボランティア先ではなかなか話すことのなかったお互いの生い立ちや、これからやってみたいことなど色々な話をした。その中で、県外に行く彼女に向けて、その県ならではの野望を書き綴ったリストを、彼女のために作成する約束なんかもした。
また会おうね、と心から約束した人と疎遠になってしまうことも実際にはあり、寂しいなといつも思う。せっかく出会えた彼女との「また会いましょう」はいつかまたちゃんと果たしたいと思う。