選択すること
こんばんは。もりあさこです。
急に寒くなり、いよいよ12月。
今年も今月で終わり…
本当に1年ってあっという間ですね!
さて、みなさんは、過去の自分に
驚かされることってありますか?
先日、facebookを眺めていたら、
こんな投稿が出てきました。
なんとびっくり、今から10年前、
22歳の私が書いた言葉。
いきなり見つけて、
実はちょっとドキっとしました。
残念ながら、誰の何を教授してこんなことを書いたかは全く覚えていないのですが、
昔の自分はこんなふうに考えていたのかと思うと、とても感慨深いです。
振り返ってみると、ちょうどこの頃、
大学を1年留年し、同期と卒業できなかったこと、新卒で入った会社を1年ほどで辞め、転職せずにフリーターをしていたことなど
人と違う生き方に負い目を感じていた頃でもありました。
何を選び、何を学び、何をするのか
常にそんな言葉を自分に投げかけ、
奮い立たせていたと思います。
私は、とにかく人一倍、早く自立したい気持ちが強かったので、自由と責任を同時に受け取れる大人になろうとしていたのかもしれません。
実はこれには続きがあって、
その4年後(今から6年前)、
こんなコメントを残しています。
日々をチャンスに生きようって
なかなか出てこない言葉ですよね。
この投稿を書いたのは、
父親が亡くなって、やっと心の整理ができた頃でした。
50歳という若さで亡くなった父。
『人は寿命がくると、こんなに簡単にパタっと死んでしまうんだ』と思ったことをよく覚えています。
父が生き様で見せてくれたように、
明日死んでも悔いのないような人生を
送りたいなと思った体験でもありました。
もはや懐かしい記憶ですけどね。
そしてさらにそこから6年たった今、
【選択すること】を改めて考えた時、
今の私は、こう思っています。
よく人は、ひとりでは生きていけないと言います。日々、周りの方々に支えられて生きている、いや、生かされてるなと思います。
30代になってようやく、それが分かるようになってきました。
そして、どんな選択にも責任は伴うけど、
思った以上に人生は明るくて、楽しくて、
20代の頃のように【選ぶ】ことに怯えなくても良いことを知りました。
むしろ、
少しご機嫌な足取りで日々を楽しむこと、
日常の中に小さな幸せをたくさん見つけながら過ごすのがちょうどいいことを教わりました。
今は心の底から本当にそうだな!と思います。
何かを決めなければならない
選ばなければならない
という重い【選択】ではなく、
自分の気の向くままに
軽やかに【選択】していくこと
私にとっての【選択】は、
まさにタンポポの綿毛のように
宙を舞う軽やかなエネルギーに
変化しつつあります。
あなたにとっての【選択】は、
どんなエネルギーですか?
23〜26歳まで宮崎に住んでいました。
そのあと自分のやりたいことのために上京するのですが、当時付き合っていた彼氏と遠距離になってでもやりたいことなのかどうか、よく悩みました。『その選択がよかったかどうかなんて後になってみないと分からないし、どんな結果になっても私の人生だ!』とこの空を見て吹っ切れた気がします。昔の私、その選択はちーっとも間違ってなかったよ!て言ってあげたいです。