ナナメ？

“また今日も他人にジャッジされる日が始まる”


年頃、年代も相まってかテレビをよく見ていまして、
その中でも私は芸人さんが大好きなのです。
近頃はテレビを見る機会は滅多になく、俗に言うテレビ離れの一人ではあります。そんな中でも大好きな芸人さんの一人、オードリー若林さんのエッセイを今回読ませて頂きました。


ナナメの夕暮れ/若林正恭

2018年に初版発行された6年間の集大成エッセイ
様々な自意識により生きてて全然楽しめない地獄の中、40歳手前で変化が訪れる_
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なんでしょう素直に感動といいますか、心の琴線に触れる言葉が沢山ありました。
生きていると考え過ぎであったり、気にし過ぎであったりと心を⚪︎す瞬間は自身も沢山ありましたが、ここまでナナメな意識から変化したり成長した考えを残してくれてもはや感謝です。

くぅーそうかぁたしかに…勉強になるなぁ…と思っては、涙ぐみながら、わかる…ってなるのも度々あり、読んでよかったなぁと思える大事な一冊です。
そんな中でも良い言葉、残したい言葉を今回は自身の思いと共にここで書き残すことにします。
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(抜粋しながら簡単にまとめてます)

【ネガティブは有り余る体力であり、
ネガティブを打ち消すのはポジティブではなく没頭だ。】

いんや、ほんまにそうです…
何者かに心が奪われては悲観的に捉えて、生きた心地がしないなんて事は沢山あって、そのマイナスがどこまでも連鎖しては地の底まで滅入ってしまう。その度に自分を騙して鼓舞してなんとか跳ね返す…なんてこともしてきましたが、結局何か違う物に没頭して頭の中を切り替える方が楽なんですよね。
そして大抵ネガティブな時は暇な時が多いんですよ。
勿論、そうじゃない時もあるとは思いますが、没頭することでいつの間にか元気になってる！なんてことがあります。
一時期自分は、恋愛で悩むのは暇な証拠_
っと言っていたのを思い出しました。
まさにそうです。悩む事が全て悪いとは言いませんが、どうにも自分でならないことを悩むのは、時間も心も疲れるだけなので何か他のことに注ぎ込むのが一番安定します。

恋愛だけでなく、他人に委ねられた事柄をいつまでもぐだぐだ言って悩んでも仕方ないので自分が出来ることをやろう、没頭しよう。これが一番生きてて楽だと思います。

(一つの言葉でここまでだらだら書いてしまうとキリがないですね…)
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【外のジャッジに気を取られ過ぎると、
自分のジャッジを蔑ろにしてしまう。】

くぁーーー。素晴らしい
いつの間にか自分の意見というか考えがなんなのかわからなくなることがあります。
自分より他人を優先したり、気にし過ぎたりすると自分の肩身が狭くなったり心の居所も狭くなってしまう…
自分を大切に生きたいと思っても、自分自身が自分を蔑ろにしてしまうなんてありますよね。
気にしてないのに自分で自分の首を絞めるなんて、酷い話ですよ。

これに関しても、忘れないこと_が大事だと思います。
外のジャッジを気にしないのと、気を取られ過ぎないでは大きく違うと思います。
私は、気にしないなんてことは性格上100無理だと思います。ですが、気を取られ過ぎないように自身なりの選択、考え、意思をしっかり残しておくよう気をつけたいと思います。

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まだまだあるのですが本当にキリがないのでここまでで。なんならもっと格言らしい格言がもっとあります。まぁ格言なんていうと若林さんは嫌がりそうですけどね…笑
ラジオのオールナイトニッポンもちょくちょく聴かせていただいておりますが、楽しくてしかたありません。
たりないふたりも大好きです。
そんなオードリー若林さんのナナメの夕暮れ…
恐らく私は今後の人生でまた読むことになるでしょう。
何度でも読んで、また少しでもお力添えいただきたいと思います。

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人間に、変わらないことで
愛され続ける部分と
変わることで愛され始める部分が
あるとするならば、この本は、
後者の存在を強く示してくれる。
それは、どうしたって
変わりながらでしか生き続ける
ことのできない私たちにとって、
頼もしい光となる。
(朝井リョウ/解説より)