わたしたちはどこにでも行ける。
昨年、1月と10月に札幌に行ったのだけれど、その行きだか、帰りだかの飛行機の中から窓の外を見たとき、わたしってどこでも行けるんだ、自由なんだ、と泣きたくなった。
それまで、心のどこかで、自由にどこにも行けない、という意識があったんだろうと思う。
修学旅行や学生のときに旅行、社会人になってからの社員旅行があったので、全く行ってないはずないのにね。
何故かなと思って、振り返ってみると、自分が行きたいと思って行動に移していことがとても少ないのだ。
全て事前に行くことが決まっていて、そこから計画を立てたことが多かったように思う。逆に、自分が心の底から行きたいと思ったことは諦めていた。
けれども、昨年の札幌行きは、わたしの心の底から行きたかった場所であり、会いたかった人に会えた。福岡から札幌という距離の感覚もあったのだろう。『自由』を初めて意識できた。
泣きたくなるくらいの感動だった。
人生におけるあらゆる経験が、わたしの意識の枠をひとつひとつ広げている。
みんな自分で諦めている。でも、自分の枠を外せば、わたしたちはどこにだって行けるし、なににだって成れるんだよ。
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