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40代からのDX資格取得 – 「社畜的イケおじ」になるために

1. はじめに – なぜDXを学ぼうと思ったのか?


「へー父ちゃん、なんか普通にバリバリ働いてたんだねー」

子どもたちが大人になったとき、そう思ってもらえるような親でありたい。
それが、40歳を過ぎてからDX関連の学習を始めた理由です。

僕は、小学校低学年と未就学児、2人の子どもの父親です。
今はまだ分からなくても、彼らが就活始めた頃にでも「親父、すげぇな」と思ってもらいたい。(僕が父に感じたように!)

そして、それと同時に「時代の変化についていける大人」であり続けたい。
少なくとも彼らが社会に出る頃には、DXやAIは当たり前の技術になっているはず。
今がその聡明期だからこそ、しっかりとトレンドに乗って理解を深めるべきだと感じたのです。

逆に、ここで学ばなかったら10年後には取り残される。
「え、先輩ってAI使えないんですね…(哀れみと悲しみの目)」なんて言われる側になるかもしれない。
今でいう、TeamsやExcelの基本操作すら怪しい(そして自分で全く調べずにすぐに聞いてきて人の時間を奪う、、、上級管理職ならまあいいよ、付加価値が高いから。暇そうなのに聞いてくる人マジ勘弁やで…)おじさん になりたくない。

そんな想いから、ITパスポート・G検定・データサイエンティスト検定(リテラシーレベル) の3つの資格取得に挑戦しました。

2. 40代から学ぶDX – まずは「最低限の基礎」を押さえる


DXやAIを学ぶにあたって、どこから手をつけるべきか迷いましたが、
「まずは全体を俯瞰できる知識を得る」ことを目的に、以下の3つの資格を取得することにしました。
※これらは経産省も1枚噛んでいるDX推進パスポートのフルパッケージ

ITパスポート  
★☆☆☆☆(簡単) 約15時間

G検定      
★★★☆☆(やや難) 約60時間

データサイエンティスト検定
★★★★☆(難しい) 約60時間
※化学専攻(しかも授業サボってばかりで落第生でした…)、プログラミング等の情報系教育ゼロの僕主観

これらを学ぶことで、
DX・AI・データ活用の基本的な考え方を身につける
最新のテクノロジーが、実際にどう仕事で使われるのかを理解する
「新しい技術を学び続ける力」を鍛える

これが、今後のキャリアや子どもたちとの未来にも役立つはずだと考えました。

3. どうやって勉強したのか?(実体験)


① ITパスポート – スマホアプリだけで完結

📚 使用教材:スマホアプリ(過去問演習)
勉強時間:約15時間(通勤時間メイン)
📅 学習期間:1ヶ月

ITパスポートは、テキスト買わずにスマホアプリだけで合格できました。
過去10年分の問題を解き、解説をじっくり読むことで、短期間で効率よく学習しました。

過去問を10年分解く(スマホアプリでOK)
解けた問題も解けなかった問題も解説を読む
試験直前に3時間の集中学習で総仕上げ

→ ほぼ「通勤時間のスキマ学習だけ」で合格!


② G検定 – 「動画だけではダメだった」ので、テキストと問題集を活用

📚 使用教材:リスキリング講座(動画)+ テキスト + 問題集 + チートシート作成
勉強時間:約60時間(テキスト学習50時間 + 試験対策10時間)
📅 学習期間:2ヶ月

会社のリスキリング講座(就業時間外)で動画を視聴しましたが、それだけでは全然理解できなかったため、
テキストと問題集を購入し、通勤時間にじっくり読み込むことにしました。

また、G検定は自宅受験でチートシートの参照が認められているので、
試験対策として重要なポイントをまとめた「チートシート」を自作し、試験中に活用しました。

リスキリング講座の動画だけでは不十分、テキストでしっかり学習
通勤時間にテキストを読み込み、理解を深める
問題集を活用し、試験前にチートシートを作成する
チートシートは試験中に参照可能なので、事前に整理しておく

→ 「演習しながらチートシート作成」が合格へのカギ!


③ データサイエンティスト検定 – 最も難しかった…!

📚 使用教材:テキスト + YouTube動画
勉強時間:約60時間
📅 学習期間:2ヶ月

この3つの中で、最も難しかったのがデータサイエンティスト検定でした。
理由としては、
統計やデータ分析の知識がほぼゼロ(高校レベル)の状態からのスタート
G検定よりも「数学的な理解」が必要だった
チートシートが使えず、テストセンター受験だった

G検定よりもハードルが高く感じたため、
公式テキストを購入して通勤時間に読込み、YouTubeの統計・データ分析解説動画を活用しました。

統計・データ分析の基礎を、テキストとYouTubeで学習
試験はチートシートが使えないので、確実に覚えることが重要
G検定よりも「数学的な理解」が必要になる

→ 「統計とデータ分析の理解がカギ!」

4. まとめ – 40代からでもDXの学習は出来る!


「通勤時間でも」十分勉強可能!
「短期間・効率的な学習」がカギ!
「過去問 → 苦手分野の復習」の流れが効果的!

そして何よりも、「学び続ける力」 を鍛えることができたのが一番の収穫でした。

10年後、20年後、子どもたちに「父ちゃん、こんなこともできるんだ!」と思ってもらうために。
そして、職場でも「先輩、やっぱベテランだけあってこの領域のAIさばきヤバいっすね!(羨望の眼差し)」と言われるために。

次は、「DX資格を活かす方法」 についても書いてみたいと思います!

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