美人薄命という言葉を聞くたびに私は長生きするんだろうと思うと死にたくなる
美人薄命と聞くと、ああ私は長生きするんだろうなとため息が出そうになる。
太く短く生きたいと思う私には、細々と長々生きることは辛い。
人よりもネガティブだから、長く生きることに抵抗がある。
美人薄命とはいいつつ、
長生きする美人も多いから、一概には言えないんだろうけれど。
でも、美人薄命というのは外見だけの話なんだろうか。
外見か美しい人じゃなくて、
中身が美しい人こそ早く死んでしまいそうだなと。
自己犠牲を払って他者を救うなんていうのは中身の美しさだと思う。
でも、そんなことを続けていたら確実に身は持たないだろうから、中身が美しい人は早く死んでしまうんじゃないだろうか、なんて。
細々と長々生きたくないなら、
誰かのために生きられるような心の美しい人にならねば。
私は誰かのために生きることができるだろうか。
でも、誰かのために生きた人間はその誰か達からきっと愛される。
愛してくれる人たちを置いて早く死んでしまうのは何だか残酷だなとも感じる。
そもそも心の美しい人はこんな打算をせずに人を助けるだろうから、私はやっぱり美しい人間にはなれない。
だったら醜い人間なりに地に足着けて頑張らなければ、だ。
でも、生き死ににかかわらず心の美しい人を目指すことは諦めずにいよう。