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わたしは青空が嫌い わたしに似合わないの きらきらした眩しい太陽嫌い 雨は、落ち着く 皆傘で顔を隠している 出歩いてる人も少ない そんな雨の日が好き 家にいても、あのザーとした音が好き 雷が鳴って皆が逃げ惑う姿を 5階のこのマンションの上から 見るのが楽しい それで夜の10時頃までママは帰らないから ママが置いて行ったお金で 暗くなってからザーザー雨の中を コンビニ行って買って来るの 毎日の夜の日課だ グラタンと焼き肉弁当と一リットルのコーラ
僕は世に言う引きこもりだ が、奇妙な感染症のおかげで 堂々と引きこもりをする事が出来る ゲーム三昧の日々 けれど、そうなるとかえって 外に出たくなる そんなある夜 僕の心に声が聞こえて来た 「君を透明にしてあげる。夜だけね。」 それは、好都合だと思った、 透明人間は誰もが憧れるのではないか。 夜になり本当に透明になって外に出た ああ、誰も僕に気づかない やったー! どんな所にも行ける 閉まってはいるがどんな店も行けた、真っ暗な公園も、 どこまでもどこまでも 朝になるとぐ